『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

日帰り修学旅行 87/100

2021年11月04日 | 中学生と育つ
「明日6時に起こしてー」
「え、早いねー。明日何かあるの?」
「修学旅行」
「へ???」

そーいえば、前に
日帰りで行くことに決まったって聞いた時、
「11月のアタマに行く」とか行ってたっけ?
修学旅行って、
そういう温度のイベントだっけ(^^;)?

私立の学校の中には、子どもたち自身で考えて、
海外の旅行先に行く中学校もあるって聞いたけど、
そういう学校も、今年は難しかっただろうなぁ~。

ふつーの学校に通うウチのお子さん(中3)は、
「いつも通りの沖縄や北海道でなくても、
泊まりで行けたらどこでもいい」と。
もう「何なら隣の市で合宿とかでもいい」、
と言ってました。

子どもは、この2年間で、
楽しい予定がなくなるのに慣れっこになっている。
「親とかに“残念やな”って言われても、
自分らで行ったことないから、わからんし。
知らんから期待もしてないねん」と言っていた。

でも、
「どこでもいいから友達と泊まりたい」
くらいなことは言ってる。
学校生活を楽しんでるんだな~と、
親としては嬉しくなる。

修学旅行って、TDRとかの、
シンプルに「楽しい」ってのもいいんだろうけど、
私は、たとえば、戦跡に行って、
人類は「正義」という名目で
何をしでかしてきたのかを知るとか、
伊勢神宮や出雲大社とかで日本固有の文化や歴史に触れるとか、
なんかそういうのと絡めて行って欲しい。
(とか言って、子どもに嫌がられたけど)

1回目の修学旅行予定が延期になった時、
先生たちは、「なんとか泊まりで、
近くでもどこでも連れて行ってあげたい」と、
あれこれ努力をしてくださっていたみたい。

けど、大人数での移動や宿泊場所の確保、
受験体制本気モードの人も増えてくる中、
「ここで何かあっては」という慎重論も出てきたようで、
結局、「日帰りバスツアー」での修学旅行に。

行先は、キャンプも出来る、
大規模なフィールドアスレチック的なところ。
おーーーーい。それ、ただの遠足やん。
それを、あえて「修学旅行」と呼ぶ意味は??

修学旅行は、事前の平和学習的なことや、
地理の勉強的なこと、班分けやどこを回るかのプラン、
などの「表の計画」もさることながら、
「裏のお楽しみ」の方が楽しかったりするのになー。

つまり、同じ部屋の子と一緒にトランプとかしながら、
誰と誰が好きだとかつきあってるとか話をしたり、
見回りの先生が来た瞬間、寝たふりをするスリルとか、
夜にふと見た月が、自分の町で見るのとは違って見えたりとか、
みんなの目をかいくぐって、どうやってそんな話ができたんだか、
学校に帰ったらカップルが生まれてた、みたいな初々しさとか、
そーゆーのも「修学旅行」には含まれるんだけどなー。

まぁ、小学生みたいに、アスレチックで
思い切り身体動かしてはっちゃけてくるのも、
久しぶりだから無邪気に楽しめるはず。
って、う~む、どう考えても幼い遊び方だけど~。

でも、2時間前、親に頼らず、
自分で勝手にあれこれ用意してたから、
成長してきた姿は見せてもらえた。

あれ?
そういえば、お弁当って持って行くの??
おおおーーーい、聞いてないぞ~~~~!
現地でキャンプ的にBBQか何かで自炊して食べる?

あ~~~~。
もう寝ちゃってて聞けないよ~~~~。
自分で作るつもりはないはずだから、
空振り前提でお弁当考えなきゃ~~~。

これで、お弁当が要る時は、
「いちいち言わなくても要るに決まってるやん」
って言うだろうし、
要らない時は「別に頼んでないのに」
って言うんだろうな。思春期め!

お説、ごもっともだけど、
こっそりお弁当作る予定だけはしとこう。
ああ、親ってエライなぁ。
褒めよ、称えよっ! って言いたくなる。
 
って、私も親からめっちゃ受け取ってるし、
今だにアレコレしてもらってるもんな。
Pay it forward。
娘よ。30年後、私は見てないかもしれないけど、
次の誰かに返しといてくれたまへ。

ともあれ、仲良く楽しんでおいでね。


▼本日のフォルメン 87/100
難しい形を描くのは難しいから、
ちょっと手戻りしてみることにした。
難しい形に挑戦するのもいいけど、
進むことが目的じゃない。
今は、自分の意欲を育てたいから、
結構「ワクワク」を大事にしている。
というわけで、久しぶりに立体的に描いてみたら、
うん。ワクワクしながら描いてた。

※「何コレ?おもしろそー」という方は、
コチラをどうぞ。
私にとっては、
心を整えるヨガであり、瞑想の時間です。


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