『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

中学生の透明な感性に心洗われる~っ!

2020年03月10日 | 中学生と育つ

朝、散歩しています。
この時期、起きる時間はたいてい夜明け前なので、
美しすぎる夜明けの空の色の変化が楽しめます。

そんな話をしていたら、
中1の子どもが「一緒に行く」と言い出して、
今朝は一緒に散歩に行きました。

子どもは体育会系の部活をしているので、
近くの大きな公園に1キロの周回コースを歩きながら
「1kmだけならオリンピックのマラソンのペースで行けたりして」
なんて、他愛ないことを、あれこれしゃべっていました。

ウチにテレビが来て、まだ1年3か月しか経たないのに、
すっかり会話が減っているのを実感します。
メディアの邪魔が入らない会話って、
「100%向き合って受け止めあってる」感じがいいですね。

子どもも、歩きながら深々と呼吸をしています。
公園の遊歩道を曲がったところで、
葉っぱを落とした木立の間から、真っ赤に昇る朝日に気づき、
「ふあ~、きれ~~~~い!!」と、
吐く息多めの嘆息交じりに見とれています。

しばらく行くと、なぜか立ち止まった子ども。
「〇〇ちゃんたちと来たら、必ずこの木に登るねん。
ここに座れるし、一回上ってきてよ。手伝うから」と、
中年の私も朝っぱらから木登りさせられました(^^;)。

木の上から見る朝日は、…ハイ、絶景でした。
木登りって、のぼり棒のスキルがいるものだと思ってましたが、
のぼりやすい枝ぶりを見極めるスキルがあれば、
中年でも楽しめるものだったんですね。

他にも、池から立ち上る水蒸気に気づいて、
「あれ、湯気出てる。温泉みたい。
なんでなんで???温かいんかな?」
と、寒いのに水に手を入れて水温を確かめてみたり。

早咲きの桜の横を通りながら、「もう咲いてる!」と、
手もとの花をあちこちくしゅくしゅっと触って
「さくらんぼ実れ〜」と受粉させてみたり。

はたまた地面に顔がつくほどしゃがみ込み、
「うわ~、ちょっとここから見てみ?
キラキラしてめっちゃきれい~」
と草の上で一面に光る朝露を見てはしゃいでみたり…。

若さゆえのビビッドで透明な感性に触れて、
澄んだ冷たい水に心を洗ってもらったような、
心地よい散歩タイムでした。
全然歩数が足りなかったけど、今日はいいや。

この人、いつ反抗期になるんだろ?
個人差はあるけど、よく中2の夏休みって言われるよね。
そうだとしたら、あと4か月。
ああ、貴重な日々。

親にさせてくれてありがとう!


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