『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

家族の手仕事

2015年10月17日 | 手足を使う日々

普段、まったく意識していませんが、
「日本人だな~」と思ったことに、
「布草履を編むから、いらない布ちょうだい」と
絵本を見ながら子ども(3年生)がリクエストしました。

日本人は(もしかしてアジア人は)
稲刈りが済んだら草鞋を編みたくなるのでしょうか?
着れなくなった服2着で作り出したけど
足りなかったようです。

ので、私が高校の浴衣実習に使った浴衣を提供しました。
高い草履だ…。
まあ、古いけど何年も着てないし、
生地もこなれているので、履き心地はいいはず。
次の人生が見つかって良かった。



絵本によると、布を裂いて縄をなって、
それで編んでいく、という手順です。
アドバイザーの私がイマイチ自信ないのに、
本人は自信満々。夢中で取り組んでいます(笑)。

おじーちゃんに聞いたら「昔は作れたんだけどな~」と、
こっちも、もひとつ頼りにならない感じです。
見たら思い出してくれるかしら?
さて、布草履は無事に完成するでしょうか。


一方、夫は、剪定して放置していた小枝の樹皮を
なぜか一心に剥いています。
「ザ・思いつき」で道具もないから、
手近にあった彫刻刀で剥いています。
「ザ・手仕事」って感じです。

「何作るの?」と聞くと、
その問は愚問だ、とでも言うように、
「何も考えてない。たぶん実用的なものじゃないと思う」と、
作業に没頭しています。



あまりのはかどらなさと手の痛さに
「この段階はさっさと終わらせたい」
などと言いだしました。
おや。剥くこと自体を楽しんでたのに。
剥いているうちに、次の段階の構想が浮かんだのでしょうか。

「でも、結構楽しそうにやってるじゃん。
これが機械で一瞬でブ~ンとキレイになったら
つまんないんじゃない?」なんて話も出たのですが、
翌日、ノミを買ってきていました。
また使わない道具が増えた…(^^)。
でも、ま、原始的な道具はいろいろ応用が利くからね。

この枝で、何ができるのかしら…。
なぜか、翌朝、窓際に白い小枝が飾ってありましたが。

たとえ、この段階で終了しても、
夢中になって樹皮をむいて、「皮を剥いたら真っ白!キレイ!」
と嬉しくなったワクワク感は、思い出せばちゃんとそこにあるもんね。
そこで満足して止めたって、充分楽しんだのでありました。


オマケ

子どものどんぐり工作の作りかけ。
こないだお散歩してて、公園でクヌギを発見!
小さいどんぐりはかわいくて、
クヌギのどんぐりは、どんぐりの王様、だね。


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