先日、映画「手紙」を見ました。
原作=東野圭吾の同名の小説。
第134回直木賞受賞作家・東野圭吾=平成17年下半
期(平成18年1月17日決定発表/『オール讀物』平
成18年3月号選評掲載)→受賞作『容疑者Xの献』
東野圭吾の社会派小説「手紙」を、山田孝之、玉山
鉄二、沢尻エリカの若手個性的キャストで映画化!
工場で働く20歳の武島直貴は、職場の人間と交わる
ことを自ら拒絶して、人目を避けるように暮らして
いた。
その理由は唯一の家族である兄・剛志が、直貴の学
費工面のために盗みを犯し、そこで老婆見つかり、
もみ合っているうちに老婆を殺してしまい、今は殺
人犯として千葉刑務所に無期懲役で服役中である。
兄が罪を犯したのは、自分の学費を稼ぐために働き
続けていたのに、腰痛が悪化して働けなくなったか
ら、仕送りの金の工面がつかなくなったせいだと、
そう自責する直貴は、服役中の兄から届く手紙に丁
寧な返事を書き続けていた。
大学進学をあきらめた直貴は、友人とお笑いのコン
ビを組んで、そこそこ活躍し始めたときに、又も兄
の存在のために、好きな女性の父親に交際を大反対
されてしまった。
直貴はお笑いの道も、放り出して、又一人の世界に
戻ってしまう。
そんなある日、更生した元服役囚と出会った直貴は、
一度はあきらめたお笑い芸人の夢に再び挑戦しよう
と決意する・・・・。
とにかく考えさせる映画です。
殺人犯の身内は、自分が犯罪を犯してもいないのに、
世間からこうも白い目で見られないといけないのか?
人は誰も、犯罪者が自分の近くにいて欲しくない!
・・・人は誰も、自分の近くに危険な人物がいない
安穏な日々を望んでいる。
そういう安穏な環境に、たとえば突然職場に、ある
いはアパートに、犯罪者の関係者(この映画の場合、
殺人者の弟=直貴)がいると知ると、人は不安にな
る。
そして、その危険な人物を排除したくなる。
そういう偏見と差別に追われて、直貴は、せっかく
就職した何回目かの仕事先の家電量販店の店員の仕
事を又しても追われ、田舎にある同じ会社の倉庫に
配転を命じられた。
その倉庫に、家電量販店の会長がお忍びで様子を見
に来た。
会長役の杉浦直樹の言葉が印象的である。
「君は、これを差別だと思うか?差別を止めろと言
っても、それは無理だ。犯罪者の犯した罪は親兄弟
をも巻き込む、取り返しのつかない罪なのだから。
君のいる場所はここなんだ!ここから出発するより
仕方がないのだ。現に君の新しい生活はここから着
実に始まっているではないか・・・。君のことを私
に手紙で知らせてくれた人がいる。既に君は一人で
はない!」・・・・大綱このような言葉でした。
さて、いろいろ考えさせてくれる「手紙」というコ
ミュニケーションの手段、どのような役割を「手紙」
という映画の中でで果たすのでしようか?
家電量販店の会長に「手紙」を出して直貴を励まし
た人物は誰か?
原作=東野圭吾の同名の小説。
第134回直木賞受賞作家・東野圭吾=平成17年下半
期(平成18年1月17日決定発表/『オール讀物』平
成18年3月号選評掲載)→受賞作『容疑者Xの献』
東野圭吾の社会派小説「手紙」を、山田孝之、玉山
鉄二、沢尻エリカの若手個性的キャストで映画化!
工場で働く20歳の武島直貴は、職場の人間と交わる
ことを自ら拒絶して、人目を避けるように暮らして
いた。
その理由は唯一の家族である兄・剛志が、直貴の学
費工面のために盗みを犯し、そこで老婆見つかり、
もみ合っているうちに老婆を殺してしまい、今は殺
人犯として千葉刑務所に無期懲役で服役中である。
兄が罪を犯したのは、自分の学費を稼ぐために働き
続けていたのに、腰痛が悪化して働けなくなったか
ら、仕送りの金の工面がつかなくなったせいだと、
そう自責する直貴は、服役中の兄から届く手紙に丁
寧な返事を書き続けていた。
大学進学をあきらめた直貴は、友人とお笑いのコン
ビを組んで、そこそこ活躍し始めたときに、又も兄
の存在のために、好きな女性の父親に交際を大反対
されてしまった。
直貴はお笑いの道も、放り出して、又一人の世界に
戻ってしまう。
そんなある日、更生した元服役囚と出会った直貴は、
一度はあきらめたお笑い芸人の夢に再び挑戦しよう
と決意する・・・・。
とにかく考えさせる映画です。
殺人犯の身内は、自分が犯罪を犯してもいないのに、
世間からこうも白い目で見られないといけないのか?
人は誰も、犯罪者が自分の近くにいて欲しくない!
・・・人は誰も、自分の近くに危険な人物がいない
安穏な日々を望んでいる。
そういう安穏な環境に、たとえば突然職場に、ある
いはアパートに、犯罪者の関係者(この映画の場合、
殺人者の弟=直貴)がいると知ると、人は不安にな
る。
そして、その危険な人物を排除したくなる。
そういう偏見と差別に追われて、直貴は、せっかく
就職した何回目かの仕事先の家電量販店の店員の仕
事を又しても追われ、田舎にある同じ会社の倉庫に
配転を命じられた。
その倉庫に、家電量販店の会長がお忍びで様子を見
に来た。
会長役の杉浦直樹の言葉が印象的である。
「君は、これを差別だと思うか?差別を止めろと言
っても、それは無理だ。犯罪者の犯した罪は親兄弟
をも巻き込む、取り返しのつかない罪なのだから。
君のいる場所はここなんだ!ここから出発するより
仕方がないのだ。現に君の新しい生活はここから着
実に始まっているではないか・・・。君のことを私
に手紙で知らせてくれた人がいる。既に君は一人で
はない!」・・・・大綱このような言葉でした。
さて、いろいろ考えさせてくれる「手紙」というコ
ミュニケーションの手段、どのような役割を「手紙」
という映画の中でで果たすのでしようか?
家電量販店の会長に「手紙」を出して直貴を励まし
た人物は誰か?