先日、「彩友会」の絵画展に出店する画題を求めて、さいたま市南区内を散策しました。
そしてこの六地蔵にめぐり合いました。
さいたま市中尾の「花月交叉点近く」にある地蔵さんです。
この六地蔵と大きな地蔵を見てひらめいた画題は、「緑陰の地蔵」です。
猛暑日の続く真夏の炎天下でも、ここのお地蔵さんは、優しく緑の葉陰で総てを悟り尽くし、夏の暑さなどいっこうに意に介していない風です。
きっと、冬になり葉が一枚残らず散ったときは、その状況に自らを順応させて耐え凌ぐ。・・・というより、何の迷いもなくそこに何百年と立っていて、これから先も何百年と動かず立ち尽くすのだと思います。
そこを訪ねる人は、ある人は毎年新しい涎掛けを献納し、ある人は時折の散歩の道すがら、今日の幸せを報告し、明日の健康を願うでしょう。
又ある人は、人間関係のしがらみの悩みを相談し、悪口を地蔵さんにこっそり聞いてもらい、願い事を願掛けて去っていく。
その願が叶った人、叶わなかった人、・・・それぞれが、地蔵さんはその結果に何の責任も持たないのに、願を掛けた人は「本当は、総ての結果が自分の努力あるいは努力不足、はたまた偶然のなせる業」であっても、それらは「お地蔵さんのご利益の大小、あるいは力不足の結果」と思うのです!
只今、8/24~29の絵画展に間に合わせるべくスケッチの繰り返しです!
ご指導頂いている先生のアドバイスでは、「1枚の絵を完成させるにはスケッチブック1冊くらい下書きする心意気で取り組みなさい」、とのこと。
20枚~30枚のスケッチを重ねることになります!
これまでは、1~2枚の下書きで済ませていたから、その苦労たるや雲泥の差です。
そこで今回は、8/05現在14枚の下書きの努力の上に、提出用の水彩画「緑陰の地蔵」に取り組んでいます。
1本1本の木を分けてスケッチして研究したり、葉の繁り方を小さなスケッチブックに何通りかに描いてみたり、試行錯誤を重ねて、納得したら大きな画用紙に転写して、全体を検討します。
すると、枝振りが冬の枝のようになっていたり、葉の繁りに隙間がなくて、「緑陰」というには厚ぼったくてと直すべき点が次々と発見されます。
やっと完成かと思ったら、地蔵のよだれ掛けに風雪に耐えた「侘び、さび」の感じが足りないとか・・・、六地蔵がくっつき過ぎて満員電車に乗った地蔵さんみたいだと家族に批評されてしまうとか、又書き直しです!
友人の青い稲妻さんに電話で六地蔵を描いていることを話したら、「ただ単に六地蔵を描くのでなく、六地蔵のことを歴史的観点から勉強したり、六地蔵の絵の過去の名作を調べたり、とにかく六地蔵に関しては何を聞かれても分かるくらいに勉強して初めていい絵が描けるものだ!」と、想像を絶するもの凄いアドバイスを得ました!
8/23までに「緑陰の地蔵」を完成させるというより、本来「六地蔵及び地蔵信仰のこと、今回モデルにしたさいたま市中尾の地蔵の謂れ」などを並行して勉強していかないといい作品は出来ないことになる!
絵が完成してから、後追いで地蔵の勉強をするのでは、本末転倒になってしまう!
ならば、一日青い稲妻さん宅を訪ねて、彼の「地蔵学」のうんちくを聞き出して、浅学を大補強せねば・・・!
昨日・今日と、さいたま市南区の「むさしうらわ街づくり大学協議会」の「絵本サークル オープン講座」があり、青い稲妻さんの絵本を初めて拝見した。
さいたま市の「別所」のことを隅々まで実によく勉強しておられ、それを絵にして文にして絵本が出来上がっている。
正に、「鬼才」というに相応しい人だと感心しました。
私も、あれくらい「地蔵」のことに踏み込まなくては・・・・!
そしてこの六地蔵にめぐり合いました。
さいたま市中尾の「花月交叉点近く」にある地蔵さんです。
この六地蔵と大きな地蔵を見てひらめいた画題は、「緑陰の地蔵」です。
猛暑日の続く真夏の炎天下でも、ここのお地蔵さんは、優しく緑の葉陰で総てを悟り尽くし、夏の暑さなどいっこうに意に介していない風です。
きっと、冬になり葉が一枚残らず散ったときは、その状況に自らを順応させて耐え凌ぐ。・・・というより、何の迷いもなくそこに何百年と立っていて、これから先も何百年と動かず立ち尽くすのだと思います。
そこを訪ねる人は、ある人は毎年新しい涎掛けを献納し、ある人は時折の散歩の道すがら、今日の幸せを報告し、明日の健康を願うでしょう。
又ある人は、人間関係のしがらみの悩みを相談し、悪口を地蔵さんにこっそり聞いてもらい、願い事を願掛けて去っていく。
その願が叶った人、叶わなかった人、・・・それぞれが、地蔵さんはその結果に何の責任も持たないのに、願を掛けた人は「本当は、総ての結果が自分の努力あるいは努力不足、はたまた偶然のなせる業」であっても、それらは「お地蔵さんのご利益の大小、あるいは力不足の結果」と思うのです!
只今、8/24~29の絵画展に間に合わせるべくスケッチの繰り返しです!
ご指導頂いている先生のアドバイスでは、「1枚の絵を完成させるにはスケッチブック1冊くらい下書きする心意気で取り組みなさい」、とのこと。
20枚~30枚のスケッチを重ねることになります!
これまでは、1~2枚の下書きで済ませていたから、その苦労たるや雲泥の差です。
そこで今回は、8/05現在14枚の下書きの努力の上に、提出用の水彩画「緑陰の地蔵」に取り組んでいます。
1本1本の木を分けてスケッチして研究したり、葉の繁り方を小さなスケッチブックに何通りかに描いてみたり、試行錯誤を重ねて、納得したら大きな画用紙に転写して、全体を検討します。
すると、枝振りが冬の枝のようになっていたり、葉の繁りに隙間がなくて、「緑陰」というには厚ぼったくてと直すべき点が次々と発見されます。
やっと完成かと思ったら、地蔵のよだれ掛けに風雪に耐えた「侘び、さび」の感じが足りないとか・・・、六地蔵がくっつき過ぎて満員電車に乗った地蔵さんみたいだと家族に批評されてしまうとか、又書き直しです!
友人の青い稲妻さんに電話で六地蔵を描いていることを話したら、「ただ単に六地蔵を描くのでなく、六地蔵のことを歴史的観点から勉強したり、六地蔵の絵の過去の名作を調べたり、とにかく六地蔵に関しては何を聞かれても分かるくらいに勉強して初めていい絵が描けるものだ!」と、想像を絶するもの凄いアドバイスを得ました!
8/23までに「緑陰の地蔵」を完成させるというより、本来「六地蔵及び地蔵信仰のこと、今回モデルにしたさいたま市中尾の地蔵の謂れ」などを並行して勉強していかないといい作品は出来ないことになる!
絵が完成してから、後追いで地蔵の勉強をするのでは、本末転倒になってしまう!
ならば、一日青い稲妻さん宅を訪ねて、彼の「地蔵学」のうんちくを聞き出して、浅学を大補強せねば・・・!
昨日・今日と、さいたま市南区の「むさしうらわ街づくり大学協議会」の「絵本サークル オープン講座」があり、青い稲妻さんの絵本を初めて拝見した。
さいたま市の「別所」のことを隅々まで実によく勉強しておられ、それを絵にして文にして絵本が出来上がっている。
正に、「鬼才」というに相応しい人だと感心しました。
私も、あれくらい「地蔵」のことに踏み込まなくては・・・・!