私は、昨年9/18に前立腺癌の手術を受けました(埼玉県立がんセ
ンター 泌尿器科)。
22日間入院しました。
前立腺の全摘出を受け、左鼠径部(そけいぶ=左右の大腿部の
付け根にある溝の内側にある下腹部の中央にある三角形状の部
分)のリンパ節を5個摘出しました。
癌の転移の可能性のあるリンパ節を5個(左右の鼠径部には、各
20~30個の大豆大のリンパ節がある)適出し検査した結果、5個
とも癌が転移していたとのことでした。
では、6個目、7個目への転移は?・・・と不安がありますが、
その後比較的順調に推移しています。
(1)入院中、就寝中に若干尿漏れがありましたが、退院後は一
切なしです。
(2)前記(1)の良好な原因は、入院中・退院直後の懸命なリハビ
リの成果です。
・・・即ち、「骨盤底筋群体操」という、お尻の穴を意識的
にすぼめて、尿の経路の周辺の筋肉を鍛える体操を一生
懸命やった成果です。
(3)ただし、入院が10日~2週間といわれていたのが、22日にも
長引いたのは、手術後10日ほど過ぎて、リンパ浮腫(ふしゅ)
という手術の合併症で、左脚のリンパ管を流れるリンパ液
の循環や浄化が悪くなり、左鼠径部に大きな
人参があるようなやや固いしこりと周囲にふっくらとした
腫れが生じて、左脚全体が異常にむくんで来たからでした。
【注】むくみは、見た目には左脚が右足に比べて太ももか
らくるぶしにかけて、約1.5倍にむくみました。
・・・実際は最大で周囲6センチ増大のむくみ。
(4)リンパ浮腫は、リンパマッサージを毎日定期的に自ら行う
必要があり、リハビリ専門の「医療療法師?」の先生の指
導を受けて、正しいやり方で行う必要があり、当初講習を
受け、2週間に1回通院して指導兼マッサージの治療を受け
ました。・・・現在は月1回、確認のため通院しています。
ところが、退院後2回、「合併症」に見舞われました。
◆1回目
・08.12.23~09.1.13まで、高熱(39度)と左鼠蹊部の腫れ(リ
ンパ廃液の滞留)及び左脚のむくみです。
・近所の近所の泌尿器科に掛かりました。
【注】むくみは、左脚が右より最大で4cm増大。
・血液検査の結果、白血球の数やCRPの検査の結果数値
が異常に高くて、
「重大な炎症を腹部で起こしている可能性が大」である
ことを示していました。
・抗生物質で炎症を抑えていたが、年末年始で一番高熱の
ときに「がんセンター」が休みの時期になりがんセンタ
ーの診察が肝心なときに受けられず、大変不安で苦労も
しました。
【注】エコー検査で、腹部に「リンパ廃液」が大量に滞
留していて、入院して、管でリンパ廃液を抜いて洗
浄して、その場所に管から抗生物質を注入する必要
があると医師から説明がありました。
・しかし、小さな町医者では、手術用機材も入院設備もな
いから出来ない措置でした。
・体重の変化=12/20頃67キロくらいだったのが(医師から
は64キロに減量するようにいわれ、69キロから減らした
もの)、1/13には71.0キロに増加した。
・その後、リンパマッサージとウォーキング+スロースク
ワット等で63.0まで減量に成功。・・・体調も絶好調で
軽ハイキングや7日間の一人ドライブ旅行を実施した(旅
館等に宿泊)。
◆2回目
・09.07.17~7.22まで、再度高熱(39~40度)に襲われ、左
鼠径部が腫れました。左脚のむくみは僅かだった。
・7/17、7/22、7/23と近所の泌尿器科にて血液検査の結果、
白血球の数やCRPの検査で、暮れの合併症より程度が
軽いうちに通院したので、簡単正常化しました。
・7/23の検査では、「合併症の炎症は治っている。旅行や
軽登山もオーケー!
ただし、余っている抗生物質に解熱剤と保険証を持参し
なさい。念の為お守り代わりに!」といわれました。
■■写真は、2回目の「合併症」の治療で最近までしていた、
左鼠径部とくるぶしの冷却の様子です。
左鼠径部は氷嚢、くるぶしはアイスノンを3時間おきく
らいに交換して1日中冷やします。
体を温めるとリンパ液の流れが膨張した血管によって阻
害されるから、風呂は当初1週間はなしで、次にシャワ
ー、今は烏の行水の入浴です。
ンター 泌尿器科)。
22日間入院しました。
前立腺の全摘出を受け、左鼠径部(そけいぶ=左右の大腿部の
付け根にある溝の内側にある下腹部の中央にある三角形状の部
分)のリンパ節を5個摘出しました。
癌の転移の可能性のあるリンパ節を5個(左右の鼠径部には、各
20~30個の大豆大のリンパ節がある)適出し検査した結果、5個
とも癌が転移していたとのことでした。
では、6個目、7個目への転移は?・・・と不安がありますが、
その後比較的順調に推移しています。
(1)入院中、就寝中に若干尿漏れがありましたが、退院後は一
切なしです。
(2)前記(1)の良好な原因は、入院中・退院直後の懸命なリハビ
リの成果です。
・・・即ち、「骨盤底筋群体操」という、お尻の穴を意識的
にすぼめて、尿の経路の周辺の筋肉を鍛える体操を一生
懸命やった成果です。
(3)ただし、入院が10日~2週間といわれていたのが、22日にも
長引いたのは、手術後10日ほど過ぎて、リンパ浮腫(ふしゅ)
という手術の合併症で、左脚のリンパ管を流れるリンパ液
の循環や浄化が悪くなり、左鼠径部に大きな
人参があるようなやや固いしこりと周囲にふっくらとした
腫れが生じて、左脚全体が異常にむくんで来たからでした。
【注】むくみは、見た目には左脚が右足に比べて太ももか
らくるぶしにかけて、約1.5倍にむくみました。
・・・実際は最大で周囲6センチ増大のむくみ。
(4)リンパ浮腫は、リンパマッサージを毎日定期的に自ら行う
必要があり、リハビリ専門の「医療療法師?」の先生の指
導を受けて、正しいやり方で行う必要があり、当初講習を
受け、2週間に1回通院して指導兼マッサージの治療を受け
ました。・・・現在は月1回、確認のため通院しています。
ところが、退院後2回、「合併症」に見舞われました。
◆1回目
・08.12.23~09.1.13まで、高熱(39度)と左鼠蹊部の腫れ(リ
ンパ廃液の滞留)及び左脚のむくみです。
・近所の近所の泌尿器科に掛かりました。
【注】むくみは、左脚が右より最大で4cm増大。
・血液検査の結果、白血球の数やCRPの検査の結果数値
が異常に高くて、
「重大な炎症を腹部で起こしている可能性が大」である
ことを示していました。
・抗生物質で炎症を抑えていたが、年末年始で一番高熱の
ときに「がんセンター」が休みの時期になりがんセンタ
ーの診察が肝心なときに受けられず、大変不安で苦労も
しました。
【注】エコー検査で、腹部に「リンパ廃液」が大量に滞
留していて、入院して、管でリンパ廃液を抜いて洗
浄して、その場所に管から抗生物質を注入する必要
があると医師から説明がありました。
・しかし、小さな町医者では、手術用機材も入院設備もな
いから出来ない措置でした。
・体重の変化=12/20頃67キロくらいだったのが(医師から
は64キロに減量するようにいわれ、69キロから減らした
もの)、1/13には71.0キロに増加した。
・その後、リンパマッサージとウォーキング+スロースク
ワット等で63.0まで減量に成功。・・・体調も絶好調で
軽ハイキングや7日間の一人ドライブ旅行を実施した(旅
館等に宿泊)。
◆2回目
・09.07.17~7.22まで、再度高熱(39~40度)に襲われ、左
鼠径部が腫れました。左脚のむくみは僅かだった。
・7/17、7/22、7/23と近所の泌尿器科にて血液検査の結果、
白血球の数やCRPの検査で、暮れの合併症より程度が
軽いうちに通院したので、簡単正常化しました。
・7/23の検査では、「合併症の炎症は治っている。旅行や
軽登山もオーケー!
ただし、余っている抗生物質に解熱剤と保険証を持参し
なさい。念の為お守り代わりに!」といわれました。
■■写真は、2回目の「合併症」の治療で最近までしていた、
左鼠径部とくるぶしの冷却の様子です。
左鼠径部は氷嚢、くるぶしはアイスノンを3時間おきく
らいに交換して1日中冷やします。
体を温めるとリンパ液の流れが膨張した血管によって阻
害されるから、風呂は当初1週間はなしで、次にシャワ
ー、今は烏の行水の入浴です。