あずへ
何でも聞く。僕の話なんて次でいいから、あずが話したいことを話していいよ(^◇^)
コージ
あずが高校のころっていうと僕が知ってる2年間と僕が卒業したあとの1年間があって、あとの1年のうち半年は僕と付き合っていたから、あずが話したいのは僕と別れてからのことだろう、と僕は勝手に思った。
あずにもうすぐだね(^o^)とメールを打って、僕はリビングに戻った。ヨシユキさんとユリナちゃんが眠くなって、アネキはお母さんに座っているように言われて、お母さんが1人でテーブルを片付けていた。
お父さんはヨシユキさんが学生時代の親友だと思ってるみたいに「もう1杯」と勧めて、お母さんに怒られた。
アネキは半分目が閉じているユリナちゃんをお母さんに預けて車のエンジンをかけに行って、「お父さん、今度は私が招待しますから」とヨシユキさんが立ち上がった。2、3歩よろめいたヨシユキさんを「お兄さん、しっかり」と僕は支えた。ヨシユキさんはやせているけど、男だからやっぱり重い。
結婚式のときのヨシユキさんはこんなに酔っぱらわなかった。でも今夜酔っているヨシユキさんの気持ちはすこしわかる。
奥さんの実家って、そんなにいごこちのいいものではなさそうな気がする。ヨシユキさんがはじめて家に来たとき、お父さんはフキゲンだった。
今夜、可能性だらけの赤ちゃんがヨメの実家とヨシユキさんを結びつけた感じだ。お父さんは玄関までヨシユキさんを送った。僕はアネキの車までユリナちゃんを抱いていった。「ママ、ユリナのことずっと好きでいてね」とユリナちゃんが言った。
何でも聞く。僕の話なんて次でいいから、あずが話したいことを話していいよ(^◇^)
コージ
あずが高校のころっていうと僕が知ってる2年間と僕が卒業したあとの1年間があって、あとの1年のうち半年は僕と付き合っていたから、あずが話したいのは僕と別れてからのことだろう、と僕は勝手に思った。
あずにもうすぐだね(^o^)とメールを打って、僕はリビングに戻った。ヨシユキさんとユリナちゃんが眠くなって、アネキはお母さんに座っているように言われて、お母さんが1人でテーブルを片付けていた。
お父さんはヨシユキさんが学生時代の親友だと思ってるみたいに「もう1杯」と勧めて、お母さんに怒られた。
アネキは半分目が閉じているユリナちゃんをお母さんに預けて車のエンジンをかけに行って、「お父さん、今度は私が招待しますから」とヨシユキさんが立ち上がった。2、3歩よろめいたヨシユキさんを「お兄さん、しっかり」と僕は支えた。ヨシユキさんはやせているけど、男だからやっぱり重い。
結婚式のときのヨシユキさんはこんなに酔っぱらわなかった。でも今夜酔っているヨシユキさんの気持ちはすこしわかる。
奥さんの実家って、そんなにいごこちのいいものではなさそうな気がする。ヨシユキさんがはじめて家に来たとき、お父さんはフキゲンだった。
今夜、可能性だらけの赤ちゃんがヨメの実家とヨシユキさんを結びつけた感じだ。お父さんは玄関までヨシユキさんを送った。僕はアネキの車までユリナちゃんを抱いていった。「ママ、ユリナのことずっと好きでいてね」とユリナちゃんが言った。