連休寒波襲来中です。
阪神間は確かに寒いですが、視覚的な寒さはありません。
今年は、暖冬傾向で見られないかも・・と思っていましたが、ひょっとしてと三木に車で行ける”寒さ”を見に行きます。
下2枚が昨年2月11日のものです。
そして次の2枚が対応する今年の画像です。
崖は降水量が少ないせいで染み出す水がなくて凍らない? ・・水盤も水のままなので昨年より締まってないんでしょう。
暖かくて良かったのか・・残念! お寺だけ見て帰りましょう。
雪がある景色もいいでしょうね。・・すると車で来れないんですけど・・
”じゅんのすけ君” は、大助かりだね。
ムンクがいたのか? ”叫ぶ人”
律儀なお参りの人がいたんですね。
それはそれはご丁寧に・・
古刹で建物も古いですが、ところどころ彩色の残る部分もあるんですね。
多宝塔の裏手、落ちなそうな岩盤と木があります。実際に見ると険しいです。
受験生受けしそうです。
しかし、下の方に健闘及ばず・・落ちてしまった岩も・・・
受験はその性格上、だれも落ちないというのは・・哀しき現実です。再起!
仏様や仁王様は言わないでしょうから、代弁しましょう!
”もっと大きい玉にして!”
山門、仁王門ですが、仁王様はいません。
こういう次第ですね。
青空が覗きます。
節分も過ぎ、あとは早く暖かくなって欲しいですね。
山上の古刹、清水寺を訪ねます。
紅葉には全然早いです。期待はできるかな・・
桜が咲いています。二回咲きの品種でしょうか? でなければ台風による狂い咲き?
境内は城郭を思わせるしっかりとした石組みがあります。
薬師堂 創建は池の禅尼(平清盛義母)
ここの十二神将はとてもわかりやすい。
桜は紅葉せずに吹きちぎられたものが多い。
この樹間に明石海峡大橋の橋脚が覗く。
花の寺。数は少ないがりんどうが美しい。
能勢に秋を見に行きます。能勢・・・多少ブラック? ダイオキシンの町です。
秋、実りの季節に向け、仏像を見てみましょう。
仏像とは? 仏の像ですね。
では、仏とは?
・・宇宙の真理(真如)を悟り、真如から来たりし人、つまり如来を指すとのことです。(狭義)
しかし、仏教は発祥の地から南に伝わった南伝(小乗)がほぼいわゆる一神教的なものである一方、日本にも伝来した北伝(大乗)は、
伝来途上、他の宗教、文化地を経由したため、その宗教・文化に由来する多くの尊格を含むようになりました。
その尊格等を含め仏教に関連する像=オブジェクトを仏像ということでいいようです。(広義)
どんな仏像があるんでしょうか? 歩いてみましょう。
七面山七寶寺 摂津大仏 野間の大けやき
地生観音に迎えてもらいます。おだやかです。
しかし、仏はおだやかなものばかりではありません。
降魔(ごうま)、摧破(さいは)の相を持つものがあります。
魔とは? 見えるという人もいます。現実にいるのかもしれません。
・・ただ、普通には人の心の中にこそ存在するのです。
それを摧く心を具象化したものが明王とかの形ではないでしょうか。
や~ 仏教関係者でもないし、仏教に深く帰依してるわけでもないのに大きくシッタカさせてもらいました。
写真にしましょう。
ここは修行場、観光施設ではない! と門の守護をしている像です。 この手前に結界があります。
ほっとします。
お寺は高低差もあり、広いです。ざっと見ます。
境内。能勢は栗の名産です。
入山してすぐです。名前の表示はありません。いろいろ合体したような感じです。
渓流になっていて小さな滝もあります。清冽です。
出現仏という感じですね。 空中にあります。
本堂前。
慈母観音ですが、その足元・・・
階段の脇も・・
仏徳を慕うということでいいんでしょうね。懸魚の奥にスズメバチの大きな巣がかかっています。
春は藤です。 藤は豆なんだねとわかります。
これも大きな像です。地制観音というそうです。地鎮の意ですかね。
「地」にみどり・・ ↓
うらじろ(裏白)ですね。へごもあります。
大きな岩ですが、右横の部分、踏跡があるように思えます。修行の一環で山中に入る行があるんじゃ・・
涅槃仏です。
仏の相ですね。
ここの土台にレリーフが施されています。釈迦の一生を刻んだと思いますが、どんなシーンなのかは分かりません。
ご懐妊かな? キリスト教でいうところの受胎告知的なシーンでしょうか。
誕生仏 天上天下唯我独尊!
出家かな?
修行の流れでしょう。ここで結行。左にいるのは乳清を奉げるスジャータ姫?
そして入滅。
自然の反映がありますね。
涙も流せば、よだれも垂れます。 人は老いて、好む好まざるにかかわらずそのときを迎えます。
涅槃仏を見守る羅漢。羅漢は修行中の身です。人間味が強いです。お酒飲めてうれしそうですね。自分なんかこんなもんでしょう。
一体一体を見て回っても面白そうです。
しかし、多すぎます。
これは俗の見方でしょう。
地盤を見ます。赤い粘土が見えます。断層粘土層ですかね。 荒ぶる地球の記憶ですね・・
チャートなんでしょうか? 角ばって(とがって)破砕する危険な石です。
傍らにあるのは地蔵菩薩? 半跏は珍しいんじゃ・・?
倒木が通せんぼしています。行くなという仏の導きですかね・・? 引き返します。(・・帰りここに出てきました。とほほ・・)
えとの小僧さんを過ぎると、摂津大仏でした。
灯篭のレリーフも細かいです。
羅漢さんの横を登って行くと・・
風神雷神と尊者に守られた大仏です。
能勢の実りも少しだけ早いようです。台風被害が無いように祈ります。
はすが一輪だけ残っていました。
五重塔ですが・・なんか間延びして見えます。
第一層の鳥は・・?
トーテムポールですね。 ここにはこれといいポケモンといいちょっと ”ん?” があります。
右の羽はもともと無かったということじゃなく、欠落したんですね。
湯浴み観音 ・・ほんとは違うんですよ・・修行のできてない身にはそう見えてしまいます。
遊戯観音と言います。
後ろからすけべじいさんが見てるように見えます。
”なに言っとる!”
”たわけもの!” そんな感じの配置?
それにしても描写が細かいです。瞳もあれば手相もあります。
秋なんです。
境内は急峻です。
とても大きな像です。電柱は決してミニチュアではないです。
灯篭もそれがメインになるほど大きいです。
仏像とももくろのgouunの世界?
制多迦童子、矜羯羅童子
下山に際し見ます。後部は「暴悪大笑面」だと思いますが、暴悪度がないです。右「白牙上出面」も同様です。少し残念。
端折りました。だけど、寺域が広く安置物も多いです。
とても書ききれません。何回も書けるほどです。
思いのほか時間がかかりました。能勢一揆をたどるつもりもあったんですが帰ります。
「地黄」、以前はここが狭かったと思うんですがバイパスができています。
正面の丸い山が丸山、能勢氏の丸山城跡です。
能勢辺の有力者は能勢氏と塩川氏、本姓はともに源氏。
一体どんだけ仲が悪かったんでしょう。その当時のものか知らないので場違いかもしれませんが、この辺の山のてっぺんは山城跡多数です。
経路上の野間大欅です。確かに大きいです。
秋風が立ちました。黒井城、別称保月城を訪ねてみましょう。
この山のてっぺんに登ります。もちろん徒歩。
こんな山道を辿ります。さすが、人気城? よく人に会います。
カップル、女性ヒールではないですけどオシャレ靴です。そんな〜猛者、いや無茶・・
コースの選択分岐に来ました。 ・・・急坂ですね。
うそついてないですね・・ ふ〜
木の間越しに平坦地。曲輪?
赤門です。もうすぐでしょう・・
ここからも結構な眺望があります。
矢竹というのは、ずばり矢の材料というか本体です。元々あったんでしょうか? 補充用に他所から植えた?
まだあるようですね・・・
いくつかあります。現代の逆茂木ないし関所でしょうか? 対象は何? イノシシ・・シカ・・?
その手前、巨石。 これがこの山の正体ともいうべき岩稜でしょうね・・?
春日のIC同時にJCTを見下ろします。やはり交通の要衝を見下ろす地にあったんですね。
画面奥、舞鶴若狭道大阪方面、交差道路北近畿道路になります。
この石垣、特にアップしてないけどすごいしろものですね。
登ってきた地を見下ろします。
丹波の山は岩山。実際の高さより高さを感じる。
尾根伝いに来る敵兵にも対処してるんですね。ここのはじっこに立つのはいやです、切り立っています。
この地区の次の目標を望みます。三尾山でしょう。きっつい山です。帰りに直下を通ってみましょう。
せみが飛んできました。やはりあきらかに夏のせみとは違います。
360度視界が得られます。・・あの白い台形の建物の直後に”んまい牛屋”さんがあるんですよね・・・
これって野面石垣につながる空堀と土橋・・?
アゲハチョウも恋の季節、一緒になれなかった。平地のものと少し違う感じ・・
美しい石垣だね・・
退却路。わからない・・ひょっとして竪堀?
ここを降りると・・・
登るときに車を停めたところに降りるんだね。
そこの表示版。
・・登頂経路はあるけれど、選択肢としては急登かな・・ ”ゆるやか”だってそういう区間があるだけって感じ・・
・・ところで、山城というのはいつもそこに詰めているわけではない。しんどいしね・・
平和なときのの住まいが下屋敷。
これってお寺じゃないよね・・石垣だけじゃなくて堀まであるし・・・
この寺が明智光秀の縁戚、後に江戸場城大奥で権勢を振るう春日局の出生地らしいですね。
帰路です。お城から見た三尾山の麓を走ります。
修験の山です。少し不安なような・・楽しみです。登ります、ぜひ。
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・・それにしても・・ご飯やさんが見当たりません・・・ぐ〜
やっとうどん屋さん寄ったら、そのあといろいろあること・・
ま〜 うまかったからいいけど・・・