なんか少し落ち着いてきた気分です。
もう過去なんですが、備忘もあるので記事にします。
帰省から帰宅して初詣、箱根駅伝と新年を迎えていました。
年末、医師から容態の説明を受けていました。
”嚥下能力が極度に低下しているので食事が摂れない。食べさせると誤嚥してしまうので中止を指示している。
本人もベロで押して拒んでいる。”
”ずばり、どれくらいもつんでしょうか?”
”経口栄養が摂れないので点滴だけ。すると1〜3か月というところでしょう。
ただし、現在誤嚥性肺炎を起こしているんで、抗生物質を投与している。その効果次第という面があり、急変もありうる。”
厳しい言葉です。緩やかな死亡宣告ですね。
6日(日)、電話がなります。
”もしや・・・” 医師から家族へ連絡するようにと指示があったとの施設からの連絡でした。
厳しい冷え込みです。放射冷却?
星々がとても美しいです。少し不安を感じるほど・・ オリオン座を望んでいます。白鳥、カシオペア姫・・たくさんです。
点滴が生命の時間を刻みます。
その朝、叔父も来てくれた中、規則的だった呼吸が止まりました。
呼びかけると吹返し、数回繰り返しました。
そしてそのとき、吹返そうとしたのでしょう、首の筋肉がピクッとしたきり反応が止まりました。
医師が来て瞳孔反射の消失、自発呼吸の停止、心拍停止の三点を確認したとして死亡が診断されました。午前8時40分。
このお寺の檀家になります。
葬儀も終え、家族だけで精進揚げ、祝い膳だったらさぞかしおいしかったでしょう。
”傾けるもの” もありません。
年末、数輪だった梅も花が増えています。
通夜・葬儀を通して最もインパクトを受けるのは地元の年寄りのようです。
前にも見た景色、同世代の年寄りが色を失って震えながらお参りに来ていただきました。
顔を覗き込んで ”先にいってしまって・・・” と泣かれています。
長生きはしたい、しかし、同世代のいない孤独というのはいたたまれないでしょう・・特に過疎の町では・・
ありゃ〜 タモに魚がひしめいているのを撮ったつもりなんですが、既に生け簀です。
帰路昼食、元日帰宅の定番にしている「開運膳」を頂きます。
帰宅して第○会精進揚げです。
佐賀の「褒紋東長」おいしいお酒です。寄付額が上がりました。
母の持ち物。歩数をメール通知する機能を付けていたんですが、もう鳴ることはなくなりました・・・