早朝のハイウェイを南へ。
無限に広がる風車の群れを過ぎ、
岩・・・・・
岩・・・・・
・・・・・どこまでも続く岩。
私が住んでいるところは、かつては赤土と岩しか無い、まさに砂漠だったところです。
長い年月をかけ、人々のどん欲な開拓精神によって人が住める場所となり、
やがて世界の大都市となりました。
普段の生活の中では砂漠を感じるのは、夏の間に何度か乾き切った熱風が吹き荒れる時位で、
遥か600マイルの彼方から運ばれる水に潤され、砂漠は息をひそめています。
それでも車で30分程走ると、低い岩山と赤土の大地が広がり、
ここは砂漠なんだと知ることになるのです。
写真の様な、岩と赤土の砂漠は私にとっては見慣れた風景です。
『だけどこの砂漠、私のイメージと違うのよね。』
ずっとそう思っていました。
今回の旅で、私がずっとずっと見たかった別の砂漠の形を訪ねました。
その時のお話は次回。
To be continued.