土佐のくじらです。
友人で、参議院高知選挙区出馬の橋詰毅(つよし)氏が、地元メディアから冷遇されているので、
私は一人のブロガーとして、氏の創造性と構想力をお伝えすることに、改めて強い使命感を持つにいたりました。
橋詰氏のエネルギー大国の基盤資源は、土佐沖を流れる黒潮の中にあるウランです。
このウラン抽出と、産業化を研究する施設を、黒潮に最も近い西部の幡多地域、東部の室戸地域に造り、
ウラン産業化の基盤を作るのが橋詰氏の考える、近未来のエネルギー大国高知のスタートです。
ウランが産出されるとなればそれと同時に、当然幡多室戸地域は、日本の中でトップクラスの超重要地域となります。
どうしても国家が守り、ことあれば駆けつけなければならない地域と、その瞬間に変貌するのです。
さすれば高速道路はもちろん、飛行場やヘリポート、軍港、ありとあらゆる高度なインフラは、この地域に造らざるを得なくなります。
当然、津波対策も万全でなければなりません。
それでこの地域が、直接的な投資を得るだけでなく、その後の交通インフラの向上に伴い、他の地域との時間的距離を大幅に縮め、後々までこの地域発展の基本的な大動脈となるでしょう。
話はそれだけではありません。
ウラン産業化の研究施設ならば、当然算出されるウランの販売先を考えなければなりません。
今原発の燃料になっているウランは、地中から露天掘りで採られているものです。
一般的な地中のウランの埋蔵量は、世界で80年と言われますが、黒潮ウランの推定埋蔵量は、最低で200年と言われています。
この最低200年という数値は、黒潮が太平洋をぐるりと回るのが200年ということから算出されています。
つまり、一箇所で全て抽出し切ったとして、200年間はウランが取り続けられると言う計算です。
取りきることはまず不可能ですから、埋蔵量の本当の数値は全くわかりません。
つまり、とてつもない量のウランが、黒潮にはあるということです。
地中から採られる天然ウランは、燃料になるウラン含有量がとても少ないので、濃縮して利用していますが、黒潮ウランは純度が高いので、燃料棒にしている現在の方法とは別の仕組みができるのですね。
ウラン自信は熱にとても強いのですが、燃料棒にするための外材が熱に弱いので、原発の冷却に気を使うのです。
黒潮ウランの燃料なら、安全性が高い原発が可能です。
また橋詰氏曰く。
「この研究施設では、この安全な燃料を使った独自の原発を作れば良い。」
「それは大規模なものである必要はない。」
「原子力潜水艦や、原子力空母に搭載されている、小型の原子炉で十分だ。あれでも火力発電所くらいの発電量はある。」
「原子力エンジンで使われているサイズなら、冷却がラクだからだ。」
「冷却が楽な原発ならば、地下水で冷却できる。そしたらトンネルを掘って、原発を山の中に造れる。」
「大規模原発だから、冷却を優先して海の近くに造らなければならないんだ。」
「海の近くは、テロに弱い。」
「また事故の時、地域住民を何十万人も、短時間で非難させるなんて不可能だ。」
「山の中なら、絶対に放射能漏れは起きない。放射能は光だから、山の土の厚さで完全に遮断される。」
「もし、原発で事故が起きれば、施設ごと捨ててしまえば良い。」
「原発のコストのほとんどは、地域への保障費だから、山の中の原発ならばとても安い発電ができるよ。」
「こういう原発を、トンネルを掘って山の中にいくつも造ればいいんだ。」
「当然、研究施設の近くから、実験的に始めることになるだろうね。」
「そしたら幡多、室戸地域の電力は、ただ同然になるだろう。」
私は橋詰氏の語る、高知エネルギー大国論を聞いて、本当の意味で、今の自民党的な原発施策が怖くなりました。
「施設むき出しの、原子力発電所は危険だ。」「原子炉を小型化し、放射能漏れのない、山の中に造るべし。」
幸福実現党の電気エネルギー政策は、「安全性を高めて、原発推進」でした。
「こ・・・こういうことなのか・・・。」
現代の野中兼山=橋詰毅(つよし)氏には、高知100年の繁栄の未来が、はっきりと見えているのです。
(続く)
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