当尾の石仏巡り
JR加茂駅からコミュニティバスに乗り約15分、岩船寺バス停下車。
山門から覗き見る岩船寺の紅葉は今が真っ盛り。
吊り棚での地元野菜の販売所もあり新鮮さにひかれて皆さん色々と購入。
岩船寺から右に折れ少しきつめの山道を登りきり下りに差し掛かった所に
三体地蔵がある。落ち葉に滑りがちな足元を気にしながら車道に出る。
右手に大きな岩を目にするとここがミロクの辻。今は風化して仏の姿は
不鮮明だがこの岩に刻まれているのが弥勒断崖仏との標識がある。
鋭角に山道に入り次に出会うのがわらい仏。巨石に浮彫された3体の石仏が
何とも言えぬほほえみで薄っぺらな信仰心しか持たないが思わず手を
合わせていた。
木漏れ日さえない杉木立の中は上がり始めた体温を冷やしてくれるようで
心地よい下りになる。
唐臼の壺(からすのつぼ)に出て右に折れると廃屋をバックに唐臼の壺二尊
「阿弥陀如来坐像・地蔵菩薩立像」が祀られていてその前にはフォックスフェイスが
2本供えられていた。杉木立を抜けると里山の景色にかわり日も差して前衛彫刻を
思わせるようなアタゴ灯籠がある。浄瑠璃寺0.6kの標識を左折する。途中、薮の中三尊
「十一面観音菩薩立像・徐像菩薩立像・阿弥陀如来坐像」が祀られている。
浄瑠璃寺山門をくぐると境内は赤のグラデーションに染まっていた。
紅葉した中にも薄緑の葉をわずかに残して深まりゆく秋の風情を感じながら見る
三重塔は美しい。今年の秋の見納めと振り返りつつ山門を後にする。
薮の中三尊まで引き返し左折して首切り地蔵、夥しい野辺の石仏を集めた大門石仏群を
過ぎれば谷底の向こうに「阿弥陀断崖仏像」が木々の間からかいま見える。約2.5mの
大きさは離れていてもノミ一つで彫り刻んだ労苦を思うと荘厳さを感じさせる。
加茂山の家着は13時50分。次のバスまで約1時間待つことになったが穏やかな
秋晴れの下昔の人々が祈りを伝えた石仏の数々を巡りながらの一日は新型コロナに
おびえる日々にやすらぎを覚えつつ歩いた一日となった。
JR加茂駅からコミュニティバスに乗り約15分、岩船寺バス停下車。
山門から覗き見る岩船寺の紅葉は今が真っ盛り。
吊り棚での地元野菜の販売所もあり新鮮さにひかれて皆さん色々と購入。
岩船寺から右に折れ少しきつめの山道を登りきり下りに差し掛かった所に
三体地蔵がある。落ち葉に滑りがちな足元を気にしながら車道に出る。
右手に大きな岩を目にするとここがミロクの辻。今は風化して仏の姿は
不鮮明だがこの岩に刻まれているのが弥勒断崖仏との標識がある。
鋭角に山道に入り次に出会うのがわらい仏。巨石に浮彫された3体の石仏が
何とも言えぬほほえみで薄っぺらな信仰心しか持たないが思わず手を
合わせていた。
木漏れ日さえない杉木立の中は上がり始めた体温を冷やしてくれるようで
心地よい下りになる。
唐臼の壺(からすのつぼ)に出て右に折れると廃屋をバックに唐臼の壺二尊
「阿弥陀如来坐像・地蔵菩薩立像」が祀られていてその前にはフォックスフェイスが
2本供えられていた。杉木立を抜けると里山の景色にかわり日も差して前衛彫刻を
思わせるようなアタゴ灯籠がある。浄瑠璃寺0.6kの標識を左折する。途中、薮の中三尊
「十一面観音菩薩立像・徐像菩薩立像・阿弥陀如来坐像」が祀られている。
浄瑠璃寺山門をくぐると境内は赤のグラデーションに染まっていた。
紅葉した中にも薄緑の葉をわずかに残して深まりゆく秋の風情を感じながら見る
三重塔は美しい。今年の秋の見納めと振り返りつつ山門を後にする。
薮の中三尊まで引き返し左折して首切り地蔵、夥しい野辺の石仏を集めた大門石仏群を
過ぎれば谷底の向こうに「阿弥陀断崖仏像」が木々の間からかいま見える。約2.5mの
大きさは離れていてもノミ一つで彫り刻んだ労苦を思うと荘厳さを感じさせる。
加茂山の家着は13時50分。次のバスまで約1時間待つことになったが穏やかな
秋晴れの下昔の人々が祈りを伝えた石仏の数々を巡りながらの一日は新型コロナに
おびえる日々にやすらぎを覚えつつ歩いた一日となった。
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