やまぼうしハイキングの案内と記録

兵庫県南部のハイキング仲間です。中高年を中心に、毎月第4日曜日、関西地方低山の山歩きを楽しんでいます。

「やまぼうし」3月例会報告 高代寺山~山下道 参加者17名

2018-03-25 | 日記
能勢電妙見山口スタートは9時45分。例会最高の参加者17名にて花折街道を北に進む。
民家が途切れた所に八幡神社の標識があり左折。
急に春らしさを増した里山にはヒメオドリコソウがそして名前に似合わない
小さな宝石のような花をつけたイヌノフグリを目にして今日の山歩きに幸先良いものを
感じつつ吉川八幡神社到着は10時。
標識を頼りに山中に入る。冬の間の落ち葉が敷き詰めた急坂を20分程登ると
視界が開け黒川の里を挟んで見える妙見山ケーブルの周りの樹々にも遠目ながらも
春の柔らかさが見てとれる。ここからも登りが続き落花した椿に目をやりつつ
汗ばみを感じながら10時30分、最初のポイントの吉川城跡に着く。
置かれた4台のベンチに腰掛けるなどしてしばしの休憩後、今回初めて作った
「やまぼうし」の横断幕を携えての記念写真を撮る。
ここから高代寺までの尾根歩きは軽い登り下りを繰り返し樹林帯の中を進む。
11時高代寺に着き今日の目的の一つでもあるツキノワグマの「とよ」に対面。
樹齢1000年を越す菩提樹と無患子(ムクロジ)が高く広く枝を伸ばした姿は
古刹の歴史を物語っているようだ。
本堂脇から荒れ気味の竹林を抜け、今日一番の登りに息を荒くしながら登りきると
11時30分、鉄塔があり489mの高代寺山山頂に。展望はない。
OKAさんが登頂記念に作った「高代寺山」のプレートを設置し日差しを選んで昼食とする。
気温を計ればなんと24度を表示していた。記念撮影後、下山を開始。
ここからはほぼ下り一辺倒の行程になることを話すと安堵の表情を浮かべるメンバーも
いて話し声の絶えないいい雰囲気で各自各様に楽しみながらの行程となる。
霊園を回り込むように下り舗装路を右に行く。左手に住宅地が見えソーラーパネルが見えて
ときわ台からの自動車道を横切り山下道に入る。丸太で作られた階段状の下りを
膝への負担を考えつつ歩を進めれば13時10分新光陽台に、住宅地を抜け見事なユキヤナギの
群生を見ながら再び山下道に入る。入り口付近には山中の地図が掲示されていてこれを見ると
いく本もの道が入り組んでいるようだ。
主にコナラ、クヌギなどの広葉樹で覆われた林道を進めば一斉に芽吹きだした木々の芽が
踏みしめる落ち葉の湿り気を帯びた匂いと相俟って五感で感じるもの全てが柔らかく感じる。
森歩きの爽快さを十二分に感じながら下りを続ければ14時、森上の集落に出た。
能勢の里の田園風景は陽光がまぶしいほどで農道わきにはツクシ、タンポポが芽を出し
春の演出に一役買っていた。
この後、川西市郷土館に立ち寄りNHK朝の連ドラにも使われた「平安邸」、「平賀邸」を見学し
最終ゴール地点の山下駅着は14時30分。
「やまぼうし」のレベルに合わせたペース配分で心地よい疲労感が残る春を感じつつ歩いた
いい一日でした。
今回は入り組んだ山下道を歩く事で地元のAさんに先導役をお願いしました。
ありがとうございました。
皆さんお疲れさんでした。
4月番外編は6日、能勢町桜街道を歩きます。
そして4月例会は久しぶりに京都方面に出かけ、栂ノ尾~保津峡の清滝沿いを予定しています。


高代寺山~山下道

「やまぼうし」 3月例会案内 

2018-03-04 | 日記
「やまぼうし」3月例会は高代寺山(489m)~山下道を歩きます。

 早春の能勢の山中では冬景色が一掃されて木々の芽吹く様子に感動を覚えながらの
山歩きが期待できます。
吉川城跡までは緩やかな登りが続きます。そして軽い登り下りを繰り返し高代寺から竹藪を
抜ければ高代寺山です。ここまで約80分。あとは下り一方になり特に山下道に入ってからの下りは
鶯の声も聞こえてくるような快適な森の一本道になります。

◇日程:3月25日(第4日曜日)
◇集合場所・時間:能勢電川西能勢口ホーム上・9時
◇行程:妙見山口吉川城跡高代寺高代寺山
    新光陽台川西市郷土館山下駅