近鉄服部川駅スタートは9時40分。八尾市役所高安出張所前で登山ルートを確認し
水越の集落を抜け両側に古い屋敷が並ぶ神立の緩やかな坂道を行くと約40分で
玉祖(たまおや)神社に着く。参道石段の脇に見事な楠木の大木が生えている。
参拝後、少し北寄りに行き手書きの標識を見て十三峠を目指して登山道に入る。
古さを感じさせる石積みの水路脇を登れば山からの清水とたっぷりと湿り気を含んだ
落ち葉の匂いが一体となって心地よい涼やかさを覚える。
堰堤を過ぎ右手に迂回して次々に現れる石仏群に眼を留めながらやぶ椿の下を
歩くこと40分で神立園地の遊歩道に入る。椿の蜜を求めてメジロ達のさえずりが
聞こえてくる。遊歩道とはいえしばらく行くと急な登りになり足の運びをゆっくりと
小幅にと意識を集中して登れば11時20分、水呑地蔵尊に着く。
下見の時にはここから大阪平野の広がりが一望出来、息をのむ程の体験をしたのに
春霞が濃くかかっていて遠くの六甲連山も空と一体になってまったく見えない。
しかし、西に向かって立ち並ぶビル群の茫洋とした遠景も心地よかった。
昼食は十三峠でと決め、桜と椿の続く登山道を行き信貴生駒スカイラインを横切って
十三峠に着いたのは11時50分。
登りでは風を感じなかったが峠の灌木が風に揺れて汗ばんだ身体に少し寒さを感じ
陽だまりを探して先ず、温かいコーンスープを作る。冬の一日、山上で飲む温かい
スープは何よりも御馳走だ。
十三峠出発は12時30分。近畿自然歩道を軽い登り下りを幾度か繰り返し一元の宮の
桜並木を通って高安山倉庫跡の遺構との分岐を右手に取り切り通しを右に登り
高安山へは13時40分到着。眺望はまったくないが登りきった喜びは大きい。
気象レーダー脇からケーブル駅に向かい開運橋の下を回り込んでおおみちハイキング
ロードを下る。紅い実をつけたあおきの群生の急坂と落ち葉に足を取られながら
約1時間、信貴山口に着く。春の気配を感じたこの日、信貴山の里では梅がほころんで
来るべく春の陽気がもうすぐと感じさせるいい一日だった。
皆さんお疲れさんでした。
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水越の集落を抜け両側に古い屋敷が並ぶ神立の緩やかな坂道を行くと約40分で
玉祖(たまおや)神社に着く。参道石段の脇に見事な楠木の大木が生えている。
参拝後、少し北寄りに行き手書きの標識を見て十三峠を目指して登山道に入る。
古さを感じさせる石積みの水路脇を登れば山からの清水とたっぷりと湿り気を含んだ
落ち葉の匂いが一体となって心地よい涼やかさを覚える。
堰堤を過ぎ右手に迂回して次々に現れる石仏群に眼を留めながらやぶ椿の下を
歩くこと40分で神立園地の遊歩道に入る。椿の蜜を求めてメジロ達のさえずりが
聞こえてくる。遊歩道とはいえしばらく行くと急な登りになり足の運びをゆっくりと
小幅にと意識を集中して登れば11時20分、水呑地蔵尊に着く。
下見の時にはここから大阪平野の広がりが一望出来、息をのむ程の体験をしたのに
春霞が濃くかかっていて遠くの六甲連山も空と一体になってまったく見えない。
しかし、西に向かって立ち並ぶビル群の茫洋とした遠景も心地よかった。
昼食は十三峠でと決め、桜と椿の続く登山道を行き信貴生駒スカイラインを横切って
十三峠に着いたのは11時50分。
登りでは風を感じなかったが峠の灌木が風に揺れて汗ばんだ身体に少し寒さを感じ
陽だまりを探して先ず、温かいコーンスープを作る。冬の一日、山上で飲む温かい
スープは何よりも御馳走だ。
十三峠出発は12時30分。近畿自然歩道を軽い登り下りを幾度か繰り返し一元の宮の
桜並木を通って高安山倉庫跡の遺構との分岐を右手に取り切り通しを右に登り
高安山へは13時40分到着。眺望はまったくないが登りきった喜びは大きい。
気象レーダー脇からケーブル駅に向かい開運橋の下を回り込んでおおみちハイキング
ロードを下る。紅い実をつけたあおきの群生の急坂と落ち葉に足を取られながら
約1時間、信貴山口に着く。春の気配を感じたこの日、信貴山の里では梅がほころんで
来るべく春の陽気がもうすぐと感じさせるいい一日だった。
皆さんお疲れさんでした。

