今にも振り出しそうな曇り空に何とか持つようにと願いつつ近鉄壺阪山駅スタートは10時15分。
地元では3月末まで「高取町屋のひなめぐり」のイベントが開かれていて土佐街道沿いに続く
古い町並みの家々には様々な雛人形が飾られていて我サークルの女性メンバー達も過ぎた
日々を懐かしむかのように一軒一軒と思いを寄せていたようだった。
下子島地区辺りまで30分程の散策気分から切り替えて高取川を横切って山歩きのモードにきり変える。
11時、下子島砂防公園に着く。よく整備された石積みの公園には桜が植えられていて1週間後には
見事な花見が出来そうだ。ここを右手に行き今を盛りと咲く花桃を見ながらいよいよ山中に。
丸太の階段を上りつつ鶯の鳴き声と山からの清らかな流れの音に耳を傾けながらつづら折れ
の七曲りを過ぎる頃には全身の水分が背中から吹き出すようで呼吸は乱れるが爽快感さえ感じる。
標高400mの一升坂を超え二の門跡から矢場門を過ぎ城内に入る。見事な石垣が次々と目に飛び込ん
できて最後の本丸跡の石垣と杉の大木は見る者を圧倒する歴史的遺物である。
説明板を読めばここ高取城は日本の3大山城の一つだそうで明治20年までは天守閣が残り威容を
誇っていたそうだ。
城跡からの眺める遠く奥吉野の山々の稜線は薄墨色の濃淡を醸し出していて視界全部がまるで水墨画を
見てるようである。
本丸の石垣をバックに記念写真をとり13時10分、壺阪口門から壺阪寺方面に道を下るがかなりな急坂だ。
途中の岩に彫られた五百羅漢の雨風の浸食に耐え抜いた姿には思わず手を合わせてしまう迫力がある。
14時15分、壺阪寺に着きバス停横の階段状の坂道を下り小さな滝を幾つも作りながら流れゆく
吉備川沿いに帰路をとる。船戸橋を渡り再び町屋の花で彩るひなめぐりのイベントを楽しみながら
壺阪山駅には16時15分到着。
丁度6時間の山歩きは山城と旧城下町の歴史をたどるいい一日だった。
皆さんお疲れさまでした。 帰りは寄り道して梅田のミュンヘンで名物から揚げで一杯やって帰りました。
[高取町屋のひなめぐり」から高取城址へ
地元では3月末まで「高取町屋のひなめぐり」のイベントが開かれていて土佐街道沿いに続く
古い町並みの家々には様々な雛人形が飾られていて我サークルの女性メンバー達も過ぎた
日々を懐かしむかのように一軒一軒と思いを寄せていたようだった。
下子島地区辺りまで30分程の散策気分から切り替えて高取川を横切って山歩きのモードにきり変える。
11時、下子島砂防公園に着く。よく整備された石積みの公園には桜が植えられていて1週間後には
見事な花見が出来そうだ。ここを右手に行き今を盛りと咲く花桃を見ながらいよいよ山中に。
丸太の階段を上りつつ鶯の鳴き声と山からの清らかな流れの音に耳を傾けながらつづら折れ
の七曲りを過ぎる頃には全身の水分が背中から吹き出すようで呼吸は乱れるが爽快感さえ感じる。
標高400mの一升坂を超え二の門跡から矢場門を過ぎ城内に入る。見事な石垣が次々と目に飛び込ん
できて最後の本丸跡の石垣と杉の大木は見る者を圧倒する歴史的遺物である。
説明板を読めばここ高取城は日本の3大山城の一つだそうで明治20年までは天守閣が残り威容を
誇っていたそうだ。
城跡からの眺める遠く奥吉野の山々の稜線は薄墨色の濃淡を醸し出していて視界全部がまるで水墨画を
見てるようである。
本丸の石垣をバックに記念写真をとり13時10分、壺阪口門から壺阪寺方面に道を下るがかなりな急坂だ。
途中の岩に彫られた五百羅漢の雨風の浸食に耐え抜いた姿には思わず手を合わせてしまう迫力がある。
14時15分、壺阪寺に着きバス停横の階段状の坂道を下り小さな滝を幾つも作りながら流れゆく
吉備川沿いに帰路をとる。船戸橋を渡り再び町屋の花で彩るひなめぐりのイベントを楽しみながら
壺阪山駅には16時15分到着。
丁度6時間の山歩きは山城と旧城下町の歴史をたどるいい一日だった。
皆さんお疲れさまでした。 帰りは寄り道して梅田のミュンヘンで名物から揚げで一杯やって帰りました。
[高取町屋のひなめぐり」から高取城址へ