おしろい花写遊館

四季折々の情景を気まぐれに投稿します。

采女まつり

2024-09-23 11:30:11 | 行事

古都奈良の観光スポットとして知られる「猿沢池」という小さな池があります。

その池のほとりに「采女神社」という春日大社の末社があり、毎年中秋の名月の夜に、

例祭「采女まつり」(うねめまつり)が執り行われます。

今年和、9月17日の夜がその日にあたり、初めて見学・撮影に訪れました。

 

采女とは、宮中で天皇・皇后に仕え、身の回りのお世話をした女官のことで、

奈良時代、帝に仕えていた美しい采女がいたが、ある時、帝からのお召があったものの、

やがてその寵愛が衰えたことを嘆き、猿沢池に身を投げてしまった。

後に、入水下采女の霊を慰めるために社が建てられ、その霊を鎮め人々の幸せを祈るべく

この「采女まつり」の例祭が行われています。(奈良市観光HPより引用)

17時の「花扇奉納行列」に始まり、順次例祭が進行し、

クライマックスは19時から始まる「管絃船の儀」です・

南都楽所による雅楽が響き渡る中、2隻の管絃船が猿沢池を巡ります。