昨年10月からブログ更新が滞っており、読者の方から元気だったとの声をかけられてしまった。
そんなことで、取り急ぎ製作過程の続編が始まります。
(1)外板材の2、3本目およびシアーレール4本目
前回の基準外板から上部の外板を貼っていく。
基準外板の上となる外板材の2,3本目は船首側の曲げが大きく、缶を利用した「A曲げ」およびシアーカーブの施工を行った。B曲げは不要とのこと。
外板張りは初めてなので木工ボンドで接着したあとの固定方法に難儀した。 当初は百均で購入した虫ピンを使ったが、すぐ外れたりズレてきたりで途中で止めてしまった。 これは、上下材の隙間をなくすためにクリップでがっちり止めている様子。
洗濯バサミは4本目のシアーレールを固定している。 なお、シアーレールは板材の厚さが3mmあるため事前にデザインナイフで長さ方向に5mm間隔の切り込みを片側に入れて曲がりやすくしている。
シアーレールは2×3×400の棒材を使用しており、船尾に少しはみ出したままで接着した。
この箇所は後程ワトコオイルで仕上げるので板の上下両端には6B鉛筆で黒塗りした。 (写真は塗装済みの状態)
(2)丸窓の加工
船側に窓飾りを取り付けることになるのだが、シアーレールが干渉するので丸形状に合わせてカットが必要となる。
この段階では飾り窓の開口部よりは若干内側にV字にデザインナイフで切り込みを入れておく。
切り込みは左右、下部方向に入れて、丸加工するための目印とした。
シアーレールは接着が完了したので、船尾外板に合わせてカット済み。
…続く
■撮影機材 SONY DSC-RX100M3