突然ですが「シンデレラ」です。
と言っても、大抵の人がイメージする「ディズニーシンデレラ」とはかけ離れた物ですが
もともと「グリム童話」に代表される西洋童話自体、「コレ? ホントにお子ちゃま向け?」と思えるほど
「エロ&グロ」な要素を多分に含んだ物で有った事は、結構有名な話なんで
以外にコッチの方が的を得た造形なのかもしれない・・様な気もする今日この頃なのです。
メーカーは「カブキモデル」・・名前からして日本製? な感じですが・・立派なイタリア~ノみたいです。
海外製品御約束の「合わせ悪い・・バリ酷い・・気泡イッパイ・・等々」 基本的な下処理作業に
多大な労力が必要で・・ブリックおねーちゃんとは比べるまでも有りません。
しかし! 出来上がりは素晴らしいです!
センスなのかデザインなのか?・・海外製・・特に欧州製の工業製品全般に良く言われる表現ですが
優等生的な日本製品には無い「華」が有ります。
たとえ・・「2個有るはずのグリグリもみあげ髪パーツ」が一つタラ無くとも・・
たとえ・・「ポージング違いのはずの両サイドの鳩が、全く同じ物が2個入っていようとも・・
そんなもんは・・多分些細な事だと・・思える様な気がする事にしておきましょう・・・なんたってmade in Italy。
何事も陽気にね!
比較用の「爪楊枝と0.4mmピンバイス」で比べてもらえば一目瞭然ですが
「その御手手・・・0.3mm?。 よく注型したね?・・それ以上に、どうやって脱型した?・・しかもバリも無し・・」
余程、ネズミに拘りが有るのか・・はたまたネズミが好きなのか・・恐るべしイタリア~ノ!
「グリグリもみあげ髪パーツ」が一つタラ無いおかげで、両サイド共に金属線にパテ盛り加工する羽目に・・
いゃ~有りがたい・・こんな経験、国産品じゃ絶対出来ないでしょう。
一応54mmフィギュアと・・メーカーは謳っておりますが、実際には全高60mm位、丸いオセロ台座は直径40mm。
処でこの手の「エロティカルファンタジックフィギュア?」・・前にも書いたように「ヒストリカルフィギュア」の一ジャンルとして
様々なガレキメーカーから、色んなフィギュアが販売されてるんですが、今回の「シンデレラ」を筆頭に
「赤ずきんちゃん」「白雪姫」「不思議の国のアリス」等々・・やはり童話キャラは人気有るのか一通り揃ってます。
そのうち・・「立体で見る西洋童話の世界」~ホントはエロいグリム童話~・・・な~んてシリーズにしたら面白そうです。
こんなの作って喜んでる模型ブログなんざ殆ど見かけませんし・・・ひねくれた管理人にはピッタリかも・・。