プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

1/20 森下悠里嬢改   ma.k ブリックワークスフィギュア

2016-01-24 | Honey Trap

久々の更新ですが・・。

オークション用の品では有りませんで、御依頼品なんですが・・。

「悠里嬢 ニーハイブーツver」です!

 

前回「ブルーver」を作りながら思った「ポップ調の時はブーツ系の方が良いかも・・?」の予想通り、イイ感じです!

処で、今回の様な「制作依頼」。 基本御断りの方針で来たんですが・・結構断りきれないパターンも多々ありまして・・。

実はもう1件、制作途上だったりします・・。

それならいっその事、料金も明示して承るか・・・と、思案中です。

 


1/35ビネット 「街灯下のリリー」 ~ドイツ占領下のパリ・1940~ 戦争と女性 LED電飾仕様 ANDREA Lili of the Lamplight (1940) 1/32

2016-01-03 | ミリタリーフィギュア

皆さま明けましておめでとうございます。

昨年中は当ブログ・オークション共に、大変多くの方々に御愛読、そして御支援賜りましたこと

心より感謝いたしますと共に御礼申し上げます、有難うございました。

本年もジャンル問わず、なるべく独自色の強い物を制作・出品してまいりますので

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

早速ですが本年御初の制作品・・前作「シンデレラ」同様の海外製。

と言っても今回は情熱の国「スペイン」製で、メーカーは「アンドレアミニチュアズ」。

ヒストリカルフィギュア界では名の知れた存在で、あの「タミヤ」様も製品サプライヤーとして

名を連ねている事も有り、海外製品としては安心感・安定感の有るメーカー・・みたいです。

キット名は「街灯下のリリー」・・ナチスドイツ占領下のパリで夜な夜な繰り広げられたであろう?

ドイツ軍兵士とパリの街娼との駆け引きを、情感豊かにビネット化したホワイトメタルキットで

主役は当然、この御二人なんでしょうが、それを食ってしまうかのごとき存在感と異彩を放つ

ジオラマ界の名脇役「街灯」君が誠に良い味出してます。 ただ・・・この「街灯君」。

結構な金額のホワイトメタルキットなのに、ランプシェード部まで味もそっけもないホワイトメタル製・・。

街灯君にすれば、たぶん最初で最後の主役級の晴れ舞台・・、なので電飾です。

ランプシェード枠は真鍮薄板切り出しハンダ組み、ガラスはプラバン、柱は真鍮パイプ&アルミで適当に・・

組立途上の図。 ヤッパ金属製はイイ佇まい! 塗装したくないような・・。

雰囲気重視でフィラメント球も考えたんですが、やっぱ耐久性&消費電力を考慮するとそうもいきませんで

高輝度LEDの白を選択、そのままじゃ明るすぎるんでにオレンジ塗装してます。

電源オンオフや電池交換はベース底面から行います。 電池は9v角電池。

誠に良い出来のフィギュアは共に無改造ですが、ホワイトメタルは重いんで簡単に取り外し出来るよう

足裏に金属ピン加工、台座に差し込んで固定します。

点灯すると・・

 中々、肉眼で見た感じには撮影できないんですが、街灯直下は

光が回りませんで・・表情までは見えませんね。

根底にあるのは最近話題の「日韓慰安婦問題」同様、「戦争と性」と言う重苦しい物にも関わらず

非常に出来の良いフィギュアの御蔭か、どこかユーモラスな雰囲気が絶妙なキットです。

多分・・表情から察するに・・

ドイツ兵> 「あ・・あのぅ・・コレぐらいでどうだべ?」

パリ娼婦> 「ふぁ゛~? あ~に寝惚けてんだよ、このスットコドッコイ! 戦に勝てば何でも通ると思えば

         大間違いサネ、このボケ! そったらシケタ小銭でサービスするのはパリ中探したって

         あたいの婆ちゃんくらいのもんさね! 帰んな!! 」

ドイツ兵>  「ど・・どこだべ? その・・貴方の御婆ちゃんは?・・」

パリ娼婦> 「アンタ・・マジに言ってんの?・・」     な感じではないでしょうか?

 

処でこの・・「この際、貴方の御婆ちゃんでもXXX・・」は、あながち冗談では有りませんで

ドイツ敗戦の際、西は連合軍、東はソ連に蹂躙された第三帝国帝都ベルリンでは

ドイツ人婦女子に対する暴行・強姦の嵐が吹き荒れ、被害者数は10万人を優に超えたとも言われ

下は十代前半から~上は六十、七十代の御婦人の被害例も結構あったとか・・。

マァ・・ドイツも散々酷い事してきたんで、報いと言えばそれまでなんですが。

特に「命を賭してきた彼等兵士達には、その権利が有る。」と、スターリンも半ば容認していた

赤軍(ソ連)兵の略奪・暴行行為は度を超えていて、此処に書くのも勿論

わが身に置き換えて考える事すら、はばかられる悲惨な事例が山積です。

それでも・・逆にそれを逆手にとって、少しでも上級の兵士と懇意になり食料調達や保身を計る

逞しき乙女達も居たりするのが、せめてもの救いですが・・。

古今、暴力と無秩序が支配する戦時下・・特に何でも有りの最前線に近づくほど

力無き女性や子供達たちが生きる為には、敵味方や容貌問わず、とにかくあらゆる意味で「強い男」の

庇護の傘がとても重要な要素となるのは、万国共通・時代を問いません。

それは・・このキットの舞台でもある第三帝国占領下のパリ・・でも同様で。

生きる為・・敵であるドイツ男の庇護の傘を利用した(又はせざるを得なかった)女性達は、1944年の「パリ解放」時。

「対ドイツ協力者」として集団リンチや吊るし上げの的になったのは有名な話で

その中には、あの「ココ・シャネル」の名も・・。

そして・・当初はキスと抱擁の嵐で「正義の味方・・連合軍」を熱狂的歓迎を持って向い入れたフランス娘達も

何事にも生真面目なドイツ人らしく、咥えタバコすら禁止で、下の処理含め、以外に紳士的に管理されていた

ドイツ占領軍兵士達(国防軍)に比べ、良くも悪くも彼等「自由の国USA」の伝統そのままに

何時でも何処でもガム噛みながら飲んだくれるは、女と見れば見境なく「いくら?」と声掛けするはの

カウボーイ野郎(GIジョー)達の余りに傍若無人な振る舞いや

誇り高き?パリの娼婦達が身を粉にしても賄いきれない、彼等得意の「物量戦」のごとし

巨大な「男達の本能」のウザさにゲンナリ。

挙句・・その矛先が普通のフランス人婦女子に向けられる事件が頻発する現実を前に

「オィオィこれじゃぁ・・ナチ野郎の方がまだマシだべや・・」との声もチラホラ・・。

マァ・・どこの国の軍隊も、若き兵士達の有り余る「男の本能」の管理には頭を悩ませていて

何もしなけりゃロクな事に成らないのは解りきってますんで

出来る限り「管理」しようと、一応努力はするんです・・「慰安所」・・とか・・ね。 

どこの国にも大抵有った、この手の「戦地の慰安」問題。(大抵は表面に出てこないんですが)

何も日本だけの専売特許じゃ有りませんで・・。(強制性が有る無しは置いといてネ)

だからと言って、それをイイとか言う気も毛頭有りませんが・・

さりとて・・単純にワルイとか・・・簡単に言える話でも無く・・。

マァ・・・単にガマンすりゃ~良い話なんですが、そう簡単に行かないのは歴史が証明してますし・・。

あの勇猛さで名を馳せた闘将パットン将軍ですら・・自軍の兵士達を揶揄してボヤきます。

「あいつ等は・・ファックさせなきゃ・・ファイト(戦闘)しない・・。」