昨今はネットを通して激安店や個人売買もできる夢のような時代。
リサイクル着物なんて正絹であっても数千円で買えるものも。
でも生徒さんとお話しさせて頂いてると周囲に着物について相談できる人も少なく、お洋服の感覚でサイズはSMLぐらいな感じなのかなぁ?
まぁ、気楽なお値段だし気楽にポチッてしまうていうお話をよく聞くんです。
色々と手にとってみて多くの気づきを得るのは上達の早道!
だと思うので行動力は貴重な人生経験だと思う。
だけど、しかし、やっぱり、もしも着物にハマった時に数年後のタンスの肥やしは少ないほうが良い😊
そこで、簡単に着物のマイサイズについて書き留めさせて頂きます♪
2年ぐらい前のことりの体型と着物のマイサイズ
↓
【大まかな体型】
身長160㎝/ヒップ94㎝/肩幅44㎝/バスト○○㎝
☆細かい要望が無ければこのぐらいの体型と裄のサイズをいえば仕立ててくれます。
【ことりがお仕立てさんにお伝えするサイズ】
①裄丈68.2cm(1尺8寸)
②着丈159.1cm(4尺2寸)
③袖幅34.1cm(9寸)
④襦袢丈125cm(3尺3寸)
⑤肩幅34.1cm(9寸)
⑥繰り越し2.7cm(7分)
⑦袖丈48.9cm(1尺2寸9分)
⑧袖付け22.7cm(6寸)
⑨前幅23.9cm(6寸3分)
⑩袖口22.7cm(6寸)
⑪後幅29.2cm(7寸7分)
⑫褄下77.7cm(2尺5分)
⑬衽幅14.5㎝~15㎝
※ことりは着付け講師ではありますが、着物の仕立てについては呉服屋さんやお仕立てさん程の知識はありません。
なので参考程度にご一読くだされ。
と、前置きを済ませまして、少しだけ解説させて頂きます。
①の裄とは、腕を降ろしている状態と90度に上げている状態の間に固定し、首の下の一番出っ張ってる骨から肩を通り手首のくるぶし辺りまでが裄です。
フォーマル着物はやや長め、カジュアル着物や日常着物や夏物は軽やかにお仕立てしたりします。
あと茶道の方はやや短めにお仕立てされる様です。
②着丈は身長です。が、ことりは2〜3センチ短めがお好み。
生地にもよりますが身長より10センチ以上長かったり短かったりすると着られない事も無いけれど知識と技術が必要だったり着崩れしやすかったりする。
昔、お召の着物でマイナス15センチの着丈のお着物でギリギリお端折りとれましたが一回きりで止めました(笑)
③⑦袖幅や袖丈て既製品のお着物でない限り、リサイクルで人それぞれの体型に合わせて作ってるやつはだいたいサイズがバラバラです。
昔は年齢が上がるにしたがって袖丈を短く仕立てていました。
そういった考慮なくすると正式には身長+5センチ×0.3だそうです。
現代の日本女性の平均身長では
158+5×0.3=48.9センチ
お金持ちの奥様のようにお着物を誂える度に長襦袢もセットで誂えたりするの難しいから長襦袢もお着物も全て袖丈が合ってるほうがいい。
なので最近は身長も年齢もあまり考慮せずに皆さんだいたい袖丈は49センチでお仕立てされてるようです。
袖幅は裄によりお仕立てさんが加減してくださいます。
⑨前幅⑪後幅⑬衽(おくみ)幅
ヒップ周りのサイズですね。
ことりのサイズを参考に計算してみます。
⑨前幅23.9+⑪右後29.2+左後29.2+⑬衽(おくみ)幅14.5=96.8センチ
ヒップが94センチだと余裕が約3センチ、と言うことで下半身の背中心がヒップの真ん中よりも右側に3センチの位置にきます。
これがことりのお好みの位置♪
※でもこれは、ことりの場合です。
茶道の方だと正座が多くなりますので例えるとタイトスカートの巻きスカートがぴったり過ぎると開いてきて都合が悪い。
なので茶道が目的で誂えられる方はもう少しゆったり仕立てられます。
ことりはぴったりめで纏うのが好きやし歩いたりせいぜい椅子に座るくらいなのでプラス3センチぐらいが扱いやすいのだ。
一般的なお着付けの技術では数センチならばあっちへ寄せたりこっちへ寄せたりしてマイサイズでお仕立てしたようにお着付けできますが、これはマイサイズから程遠い程上手くいかなければ着崩れの原因に。
技術と練習が必要になるかなぁ。
ちなみにお尻の中心から左側に背中心の縫線がいくと寸足らずとなりますが、少々は気にしない♪
ところで、頑張って山登りトレーニングしていたら2年前よりヒップのサイズが2センチ減って92センチになりました。
どうりで今年の夏着物はことごとくお尻の割れ目より右側に5センチ程ズレる(汗)
プリッと上がったヒップなら良いけれど、鍛えてるのに垂れたまんま引き締まった!
(´・ω・`)ハテ!?
女子会の前にお支度の時間を取って丁寧にお着付けしたら少々は都合をつけて纏えるけれど、生徒さんと一緒に熱血コーチでお着付けしてると自分の着付けの細かい所まで意識がいかない。
生徒さんの周りをブンブンと飛び回りながらはたと自分の着姿見た時にやつれる時がある(笑)
そんな時は、学院で習ってる頃の講師を育成される教授先生がいかにシュッとされていたか回想される😅
うーん、格好いいなぁ💕
人格もシュッとされてて💕
程遠いなぁ。
などと考えながら、今の体型に余りにもブカくなったお着物の身幅縮め頑張る自分の姿を想像しゲンナリしている今日この頃です。
単衣ならね、集中すれば1時間で出来るけれどね(涙)
■□きもの遊び茶房ことり詳細□■
【住所】
高知市北本町3丁目6-11 (田中ビル/3F)
※看板はありまん。
サンシャイン駐車場の西の端から大通り沿い南側をのぞみ細長くて黒い4階建てのビルがそうです。
【着付け教室のご案内】
■料金:30分400円 30分単位でご予約下さい。
初回は初心者様は90分〜120分お取り頂いてます。
■完全予約制
■持ち物
お着付けの道具類全てかまえてますが、
●フェイスタオル3枚 ●ハンドタオル1枚 ●足袋
●肌襦袢 ●裾よけ●腰紐×4 ●コーリンベルト
●伊達締め×2 ●帯板 ●お枕(ガーゼにくるまれてなければ医療用ガーゼ1.5m)
●長襦袢(半襟のかかったもの)●衿芯
●着物 ●おび ●帯揚げ ●帯締め
※これからお道具を揃える方は先ずは身一つで来られたほうが良いと思います。
※肌襦袢はセパレートタイプをおすすめしています。
※リサイクル着物や帯、お着付け小物類一式販売しております。
【お問合せ】
電話 08056659305
メール hanyaatkotori000(あっと)au.com