第二次着物マイブームが到来したのは長女が中学を卒業した頃☆
色無地と袋帯揃えたら二人の子供達の入卒はオールそれでええやん〜♪ていう思いつきからでした。
そこから早くも10年近い月日が流れた訳ですが、羽織をお仕立てした事がありませんでした。
先ずは一着誂えてみよう〜と考えていたら数年経ってた訳ですが、オンライショップで納得のいくお品で手の出せるものがありましたので思い切って💕
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本日は柔らかもののレッスンでしたのでお稽古の後に初下しで撮影しました。
下は袷の小紋に二重太鼓を締めています。
コートや羽織用にデザインされた柄や配色で『羽尺』ということで約9m前後の尺。
これで、ことりの身長161㌢でどれだけの長さの『長羽織』ができるのか悩みました。
小紋や御召なんかの着尺(約12m)でお仕立てするなら如何様な長さの長羽織もできるのですけどね。
そこでOnlineの呉服屋さんにメールでご相談しましたら最低でも膝下5㌢、良くて10㌢との事でしたのでそれだけあれば十分だとお頼みしたのです。
でも実際は裾の柄のギリギリまで出して下さいましたので膝下15㌢ぐらいある感じです。
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くるくる
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くるくる
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くるくる
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オーダーの仕方は
・単衣仕立て
(温暖化なので帯付きでも実はショール一枚で事足りてしまう、裏地付きだと出番が少なくなる、かさ張る、仕立て代が高くなる)
・身幅は身長と体重からお任せ
・裄66.5㌢
・袖丈48.5㌢
(着物は49㌢で仕立ててますので0.5㌢引いてみたかった)
・袖幅約34.5㌢
(着物の袖幅は9寸で34.1㌢ですとお伝えしお任せした)
そんな注文の仕方でしたが理想通りのファースト一着になりました。
初めて取引をするOnlineショップというのは勇気がいりますが、メールで色々と相談する中で大丈夫そうだなと。
お世話になりましたのは
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こちらの羽尺反物の制作は新潟県十日町にある工房さん
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辻が花デザイン、友禅染、暈し、絞りなど小千谷縮や十日町紬でも有名な十日町で一貫してされてるんだなぁと思いながら眺める
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反物の端っこや針目を眺めながら配色の順番を考える。
一色目のグレーで全体を染める前にピンクの部分を縫い締めて後から色を載せてるみたい。
上半身の格子になっている所は型をずらして2回染めているみたい。
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鹿の子絞りに見えるところは多分型染め。
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ただでさえ着物人口が減っているから羽尺を求める人はもっと少ない訳でして今ではコートや羽織としてデザインされた羽尺は品が少ないそうです。
コートや羽織こそマイサイズでないと誤魔化しがきかないのですが、マイサイズで気に入ったデザインの長羽織をリサイクルで見つけるのは至難の業。
大量生産品のプレタもありますがことりの場合、羽織は生涯にせいぜい二・三着あったら良いので数は要らないのです。
一枚目に作る羽織としては普段着物から色無地付下げぐらいまで合わせられそうで、色んな色柄のお着物にも合わせやすいものが欲しかったです。
欲張りですが数欲しくないのだからそぉなる〜(笑)
お洋服でいうとトレンチコート的なカジュアルからスーツまでいけるそんな頼れるのが重宝するじゃないですか😊
この羽織がそれに当てはまるのか、もぉこれはことりの中だけの感性のお話しですけどね(汗)
羽織にご興味がございましたり、羽尺で長羽織を検討されてる何方かの参考になりましたら幸いです✨
そぉそぉ、羽織紐はこれから探そうと思ってまして持ち合わせが無かったので茶房にあった材料で即席の羽織紐作ってみました♪
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・羽織紐/何かの石、メノウかな?〘ことり作〙
・袋帯/三重紗〘Five colored〙
・帯締め/三色暈しゆるぎ組/京都ゆうび〘Five colored〙
・帯揚げ/一部絞り/加藤萬謹製〘Online〙
・小紋の着物/浜ちりめん/小野先生お仕立て
・長羽織/羽尺縫い締め絞り/翠山工房〘Onlineさわらびほりだし堂〙
ことりは上半身がっちり体型だから羽織あんまり似合わないんだけど、着物と一緒で着てたら身体に馴染んでくるかも。
羽織を扱う所作をサラッとこなせる女になりたい。。。
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念の為、教授先生方に羽織について訊ねてみました。
こ「羽織は先生、脱がずに過ごしても良いものです?」
先生方「男性の羽織や女性でもアンサンブル仕立ての羽織は脱がなくても良いけれど、女性の場合は訪問先の玄関先でおしとやかに脱いで着席したら隣に置いておくものですよ。汚れ防止に裏側をみせて置いてはダメよ。」
こ「紋付の羽織でもそうなんですか?」
先生「基本的には礼を尽くすような先方のお宅にお伺いした場合はそうね。でも女子会ランチ会なんかのくだけた場ならずっと着ていてもかまわないわ。所によって慣例が違うこともあるかもしれないけれど、かつてはそのように習いましたよ。」
だそうです。
身近に気安くお伺いできる師のあることの幸せよ〜💕
励んでみます☆
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■□きもの遊び茶房ことり詳細□■
■完全予約制で着付け教室のみ営業中■
【住所】
高知市北本町3丁目6-11 (田中ビル/3F)
※看板はありまん。
【着付け教室のご案内】
★2024年度よりのお引き受けの生徒さんは30分500円に値上がり致します。
ご了承くださいませ。
■料金:30分400円 60分〜30分単位でご予約下さい。
初回は120分お取り頂いてます。
■持ち物
お着付けの道具類全てかまえてますが、
●フェイスタオル3枚 ●ハンドタオル1枚 ●足袋
●肌襦袢 ●裾よけ●腰紐×4 ●コーリンベルト
●伊達締め×2 ●帯板 ●お枕(ガーゼにくるまれてなければ医療用ガーゼ1.5m)
●長襦袢(半襟のかかったもの)●衿芯
●着物 ●おび ●帯揚げ ●帯締め
※これからお道具を揃える方は先ずは身一つで来られたほうが良いと思います。
※肌襦袢はセパレートタイプをおすすめしています。
※リサイクル着物や帯、お着付け小物類一式販売しております。
【和裁同好会】
●未定
pm12:30~16:00頃
●飲み物お茶菓子付き600円
●駐車場は2台です。
●持ち物
・裁縫道具一式 ・指ぬき ・糸
【お問合せ】
電話 08056659305
メール hanya3298あっとgmail.com