今日は出張お着付けの時の緊急お助けグッズとしてお枕を作りましたので後半にガーゼの縫い付け方をご紹介しております。
ラインでのやり取りでは色々と限界がありまして。
例えば結婚式を前提のお式様に一式呉服屋さんで揃えられて、一度はそれらで問題なく参列されたものを使用されるなら問題ないのです。
ところが、着物は新品で長襦袢はお譲りで道具類は成人式用でってなるとちょっと難しいのです。
それでも出来るだけ格好良く仕上げたい訳で、となると下準備〜ということで
『土壇場おまくら〜』を自作してみました。
買っても高価なものではないんですけどね、あくまでも土壇場用なので家にあるもので限りなく低コストで、それでいてちゃんと使えるものを作りましたよ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/5d/a6fbd85f106ee483ff62c7e3ee3ef16e.jpg?1663671497)
厚紙で土台を作ります。型は既存のお枕で。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/10/09dfa0a295a85639fe250b2dbcf9f166.jpg?1663671500)
軽くないといけませんからプチプチでアンコを作りましてそれを型紙と一緒に巻きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/10/09dfa0a295a85639fe250b2dbcf9f166.jpg?1663671500)
軽くないといけませんからプチプチでアンコを作りましてそれを型紙と一緒に巻きました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ec/c5e776d078f8d2cf8da75d1f22b9cceb.jpg?1663671499)
厚紙とプチプチですので背中の丸みに応じて曲げられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ec/c5e776d078f8d2cf8da75d1f22b9cceb.jpg?1663671499)
厚紙とプチプチですので背中の丸みに応じて曲げられます。
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ガーゼを巻きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b7/be0b6cec84e6c6710597e3f8e1d9048d.jpg?1663671500)
ガーゼを巻きます。
これが唯一お金がかかりますね。
不要になった薄い布でゎダメなんです。タブン。
ガーゼを巻いて括るとお枕が安定しますし太さが有って摩擦があるので苦しくなくて緩まないのです。
ガーゼの真ん中にお枕を置いたら包んで三つ折。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/42/8f126d86264dccf51c03d370e74bc7ab.jpg?1663671502)
更に三つ折して右左と針を通して留めます。
次に2〜3㌢程下に針を通します。
上から刺しても下から刺してもかまいません。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b8/d6040974cd38cec423701ca41afa07b6.jpg?1663671502)
2〜3㌢ずらしながら右左と縫います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b8/d6040974cd38cec423701ca41afa07b6.jpg?1663671502)
2〜3㌢ずらしながら右左と縫います。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e7/41f9b2ca120f3857df3b02c084ce538f.jpg?1663671502)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/f3/919b90c150db30c8bc6bf09373c95894.jpg?1663671503)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e7/41f9b2ca120f3857df3b02c084ce538f.jpg?1663671502)
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端っこはだいたいこんな感じです。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/68/be624dced4085731582519924a2e67ee.jpg?1663672005)
真ん中のお枕を包んである部分をかがり縫いしたらそのまま反対側を先程の要領で塗っておしまいです。
かすかにビニールの音がしますのでとても静かなお茶席には向かないなぁと。
まぁ、これは土壇場用のお枕です。
厚紙巻いて使うよりはマシていうね。
着付け師向けの御指南本を読んでいますと他にも、
・長襦袢の身幅が足りない時
・腰紐が足りない時
・帯板や衿芯がない時
・伊達締めがない時
・着物の身幅が足りない時
など色々と対応策が書かれてます。
揃える物も増えますし読むほどに不安に〜(笑)
なのでことり着付け教室の生徒さんへのお着付けが一番楽チン💕
通って来られる中で長襦袢の直し方の御指南や補正のプラスマイナスを一緒に作り上げていけますから。
でもそこに甘んじていても成長しないなぁなんて思ったりです(汗)
お枕へガーゼをかけるのはことり着付け教室に通って来られる生徒さんへ最初の方にお教えしていますが、初めからガーゼがかかっていた方には伝えられていないです。
ガーゼは擦り切れるので定期的に縫直しが必要ですし、習っても忘れてしまった方用に記録しました。
なのでカテゴリーは『初心者様の小部屋』となります。
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■□きもの遊び茶房ことり詳細□■
■完全予約制で着付け教室のみ営業中■
【住所】
高知市北本町3丁目6-11 (田中ビル/3F)
※看板はありまん。
【着付け教室のご案内】
■料金:30分400円 30分単位でご予約下さい。
初回は初心者様は120分お取り頂いてます。
■持ち物
お着付けの道具類全てかまえてますが、
●フェイスタオル3枚 ●ハンドタオル1枚 ●足袋
●肌襦袢 ●裾よけ●腰紐×4 ●コーリンベルト
●伊達締め×2 ●帯板 ●お枕(ガーゼにくるまれてなければ医療用ガーゼ1.5m)
●長襦袢(半襟のかかったもの)●衿芯
●着物 ●おび ●帯揚げ ●帯締め
※これからお道具を揃える方は先ずは身一つで来られたほうが良いと思います。
※肌襦袢はセパレートタイプをおすすめしています。
※リサイクル着物や帯、お着付け小物類一式販売しております。
【お問合せ】
電話 08056659305
メール hanyaatkotori000(あっと)au.com