高知☆きもの遊び茶房ことり

●着付け教室 ●茶房 ●リサイクル着物類販売

2m64cmの名古屋帯でお太鼓結び

2022-10-31 19:43:58 | 着付け教室
ブログの更新が途絶えておりました(;・∀・)
10月21日・22日と、ことり茶房で催事を行って頂きまして前後の段取りや掃除も合わせると久しぶりに真面目に働きました✨
よって年末の大掃除はエアコンぐらいで済みそうです♪

山登りだと半日歩いても普段と何ら変わらず生活ができるのですが、心配りという気疲れてやつは全く別物の疲れに覆われます。
コロナの影響で人との関わりを減らしてきたから余計かな?
催事の2日間は楽しすぎて声が枯れるぐらいでした😚💕
Five colordeの友子女将、京都のバイヤーの安田氏、おび弘の染のプロデューサーの中島氏が快適にお仕事できるように。
それから次々とご来店の仲良し着物女子皆さんが寛ぎながら楽しめるように。
できるだけ心配りができたらなぁと♪
初めましての方には緊張してしまって自分でもあまり何言ってるか分かりませんでした(笑)

一番楽しんだのはことりでして、よって反動で翌日はこってり💦
その後は普通に家事をしたり創作をしたりして元気いっぱいでしたがブログは放置になりました。
催事の様子をアップしようと思いつつ写真の整理ができず。
(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)


また書きたくなったら回想という感じにしようと今日は着付け教室のレッスンの様子を♪

お譲りやリサイクルのお着物で遊んでいると時々、ハテ!?この長さの帯はどう扱うのが正解?ていう不思議なサイズのものに出会します(汗)

よくあるのが3mとちょっとの名古屋帯。
これを一般的な成人女性が胴に手先を2回巻くのは不可能に近い。
最近の既製品の名古屋帯なんかはだいたい3m70〜80cmあるように思います。
一昔前のやつは3m60cmが一般的かな。
お着付けの流派で結び方が違いますから、お枕を当てる時に体の横に垂れ先を持ってきて処理するやり方や、手先タレ先を一捻りするやり方だと最近の長さがいるのかもしれません。
学院のやり方は尺を取らないので、ことり的には3m65cmぐらいが扱いやすいかな。

そういったやり方の問題ではない程に短い帯、これは胴に手先を一回しか巻き付けないのでお太鼓を背負う所からスタートして背中心から手先を回してきて、後はお太鼓の中に返す手先分だけあれば事が足りてしまいます。

初心者さんは何故これで名古屋帯帯が巻けてしまうのか不思議がります😊


塩瀬の生地だと思うのですが以前レッスンした時に柔らか過ぎてお太鼓が決まらなかったのです。
それでことり茶房で芯地を買って頂き後は自宅で始末するだけに処理してレッスンを終えました。
そしたら次回までにちゃんと仕上げて来られて✨
素晴らしいです♪
結局こちらは綿芯を2枚入れてます。

短い帯結びを普通に手順通りにやるとお太鼓柄がこんな風になりました。


それでお太鼓を背負って、背中心で巻き始める起点を左側にぐっとズラして巻くとポイント柄が左前にきました😊
いいねぇ〜♪

短い帯結びの場合、余った手先は外側に織り込んで処理するので仕上がった手先をよく見ると手先が2重になってます。
改良枕で結んでもそうなりますね。
それで、思い切ってその余りの手先はもう切ってしまったらどうだろぉか?
とご提案。
帯を切るなんて母世代の方はとても抵抗がある様でして軽々しくはご提案出来ないのですが同世代以下の女性は扱いやすさを重視する方が多いと感じます。

実際に装着しながら手先をカットした場合を感じて頂きながらご提案を申し上げましたら
「はい、切りましょう。」
との事でレッスン後にティータイムなど楽しみながら下準備を致しました✁

お太鼓に芯地を入れたり長さの調節をしたり、短くて諦めてしまう様な長さの帯の結び方を学んだり、肌襦袢を冬仕様にしたり、補正を自分自信で手直し微調整したり、そういった知識を得られる事が嬉しいのだと仰って頂きました✨

独学もありますが、ことりも着物道の諸先輩方から沢山色々と教わったのでそれを着物好きな方にお伝え出来るのがとても幸せ😊
熱心に学んで頂けるというのはこんなにも嬉しい事なのだなぁと噛み締めております👘💕

短い帯を一回巻きで装着すると土台が確保しにくいのでお枕を高い位置にキープしにくいというのがありまして、二人でお茶をしながら意見を交わしまして思いついた対策があります。
次回はその実験♪
いやぁホントに楽しいです(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)


☆お知らせ📢☆
11月から【和裁同好会】を再開いたします♪
和裁教室ではないので先生は居らず各々好きな手作業をする女子会です💕
詳細は以下に♪


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■□きもの遊び茶房ことり□■

【住所】
高知市北本町3丁目6-11 (田中ビル/3F)
※看板はありまん。

【着付け教室のご案内】※予約制
■料金:30分400円  30分単位でご予約下さい。
初回は初心者様は120分お取り頂いてます。
■持ち物
 お着付けの道具類全てかまえてますが、
●フェイスタオル3枚 ●ハンドタオル1枚 ●足袋
●肌襦袢 ●裾よけ●腰紐×4 ●コーリンベルト
●伊達締め×2 ●帯板 ●お枕(ガーゼにくるまれてなければ医療用ガーゼ1.5m)
●長襦袢(半襟のかかったもの)●衿芯
●着物 ●おび ●帯揚げ ●帯締め

※これからお道具を揃える方は先ずは身一つで来られたほうが良いと思います。
※肌襦袢はセパレートタイプをおすすめしています。
※リサイクル着物や帯、お着付け小物類一式販売しております。


【和裁同好会】
●11月12日(土)
pm12:30~16:00頃
●飲み物お茶菓子付き600円

●駐車場は2台です。
●持ち物
・裁縫道具一式 ・指ぬき ・糸

【お問合せ】
電話 08056659305
メール hanyaatkotori000(あっと)au.com




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