当院でも、ようやく各社カードが使えるように、カード読み取り機を
導入しました。
あんた、おせーよ!と言われてしまいそうですが、
私自身は、カードを、ほとんど使わないというか、使えない人なのです。
しかし、自費治療などの高額の支払いに、カードを使えないか?
という問い合わせが、結構あったので、導入を決めた次第であります。
さて、某地方紙の夕刊に、個室の歯科医院が、トレンディーみたいな記事
が出ていました。
たしかに、個室のメリットもあるのですが、常に歯科医かスタッフが一緒に
いないと、患者さんが孤立してしまい、気分が悪くなった等の異変が
あった時に、誰も気がつかないという可能性もあります。
やはり、常に患者さんの様子に、目がいきとどくようにしたいものです。
しかし、当院の場合、治療の内容によっては、診療室に一人しか入れない
貸切状態なので、広大な個室となりますからー残念!(少々古い)
ところで、アイランド、面白くなってきました。
昨年、当院で入れ歯を入れた方が、久々に来院しました。
少しゆるくなったので、しめてほしいとのこと、
「どんなものを食べていますか?」との質問に、「正月は、数の子をたらふく食べた。ゴマメも食べた。イカ、タコは、楽勝。せんべいは、固焼きのがバリバリいける。なんでも食べれる。」
とのこと、思わず「本当ですか?」と聞いてしまいました。
入れ歯で、そんなに何でもバリバリ食べれる人は、あまり多くありません。
実は、この入れ歯、よくかめるように色々工夫がしてあります。
しかし、残念ながら保険は、きかないので自費になってしまいます。
何故なら、保険で使用できる材料は、決まっていて、それ以外は、
使えないのです。
でも、入れた本人は、お金などおしくないと大喜びです。
保険のきかない治療を、自由診療と呼びます。
自由に良い材料や最新の技術が、使えるということです。
とすると、保険の治療は、不自由診療ということになります。
もちろん、保険の治療が悪いとは、言いませんが、
歯科医にも、患者さんにも、より良いものを自由に選べる
ということは、素晴らしいことだと思います。
ちなみに、うちの母、そして義理の母も、この入れ歯を入れてあげました。
食事は、歯がある人と全く同じものを食べています。