毎年、オートマチック車のブレーキとアクセル踏み間違いによる不幸な
事故が多発しています。
これは、アクセルとブレーキの操作方法が、足で突っ張るという点で
同じなので、踏み間違う可能性があるからなのです。
実は、私自身もずいぶん前になりますが、怖い思いをしたことが
あります。私の場合、パニックになってしまいました。
もちろん、冷静になればそんなことはないと思うのですが、
止めようとした車が、逆にグワーと動き出すと動転します。
このような事故を防ぐために、熊本の鳴瀬益幸さんという方が
開発したのが、ブレーキは踏み込んで使用し、アクセルは
横のバーを動かして操作するナルセペダルです。
これなら、踏み間違いは起こりません。
1991年に試作品が完成して、現在では、10万ぐらいの費用で
自分の車に装着してもらえるそうです。
実際に使用している方々の評判も、非常にいいそうです。
しかしながら、大手自動車メーカーが採用していないので、
あまり普及してないそうです。
これだけ事故が多いということは、従来のオートマチック車の
機構に欠陥があるのではないでしょうか?
自動車の安全性を格段に向上させる素晴らしい発明は、
国家規模で応援すべきです。