9月10日 下後亟神明宮の秋祭りが行われました。
神事のあと「浦安の舞」「獅子舞」が奉納され、小矢部市の無形民俗文化財である「源氏太鼓」が披露されました。
源氏太鼓 |
倶利伽羅合戦の際、土地の様子に明るい蟹谷次郎をはじめとする越中国の武士が先導し、義仲軍は大勝利を得ました。先陣を承った郷士の蟹谷次郎は酒宴をはって戦勝を祝い、兵士たちは舞いながら競って勝関太鼓を打ち鳴らしました。これが源氏太鼓の始まりとされています。<埴生地区郷土史編集委員会「木曽義仲と埴生 観光ガイドブック」より> 源平供養塔付近にある「蟹谷次郎記念碑」 「源氏太鼓保存会」建立 |
実った稲穂が広がる豊かな田園地帯。日本の原風景です。
蟹谷次郎は合戦後、この地に移り住み、開拓に従事しました。
下後亟神明宮は奇祭「酒とりまつり」でも知られています。→酒とりまつり・城山 お花見祭り
平和を祈念する「浦安の舞」
獅子舞
源氏太鼓は小矢部市の民俗文化財に指定されています。
打ち手が入れ替わるときには、バチを高く回し投げるパフォーマンスも。
「大神楽」「八囃子」「源氏太鼓」などが、笛の音に合わせて勇壮に打ち鳴らされました。