竜宮渕から森屋橋に戻り、県道を右手に入って約1キロメートル進むと小撫川ダムに到着です。小撫川ダムでは、治水・利水(かんがい、上水道)といった役割の他に宮島峡・一の滝・二の滝の景観を維持するために、毎日決まった量の水を川に流しているそうです。
山道を登ってくると突然視野が広がり、岩石の大きな壁、ロックフィルダムが目に飛び込んできます
小撫川ダムの女神は「水浴のビーナス」
碧く連なる山々を背に、澄んだ水をたたえるダム湖
この透明度は感動です!!堤頂の中程で立ち止り全景を見渡わたすと、そこには空と山、人工湖を鏡にして映りこんだ山と空とが湖水面でつながっています。写実派が描いた絵画のような湖水に、ふいに広がる波紋。魚でしょうか?その波形は思ったよりも速く、強く広がっていきました。障害物の何もないその風景を眺めていると、天空を自由に飛ぶ鳥になった気分がしました。
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