#491 2013年 今年の抱負

幸せって何だろう・・・

昨年の年末
職場の少し年上の女性と話をしていて考えた。

彼女も私も主人の親と同居する嫁の立場。
お互い同居の大変さを知っている同士だ。

大晦日、彼女も私も仕事で
彼女は仕事が終わって帰宅してから　おせち料理を作るとのこと。
「これから作るの？」と聞く私に
「おせちを作らなくてはいけないから大変なのよ。」と
不満そうな彼女。
私におせちを作るかどうか聞いてきたので
仕事をしていなかった（専業主婦だった頃）頃には、作ったりしていたけど
義母が煮物を作ったりしてくれるし
私は、自分が出来るものを作るだけで
仕事をはじめてからは、義母が作ってくれるものと買ってきたものだと言うと
「いいねぇ・・・」と更に自分は大変なのよと言う。
大変というか、何でも自分がやらされてる的発言。

お正月に家にやってくるお客さんの事に話が及ぶと
彼女の口からは、小姑の不満、義母の不満が次々と出てきた。
でも、おせち料理を作るという彼女はお正月にお客さんが来ても一緒に
ご飯を食べることもないし、大晦日の夜には自分の実家へ
自分が作ったおせち料理を持っていって年明け寸前まで実家で過ごすのだとか・・・
自分の親におせち料理を持っていくのに何故？おせち料理を作ることに
不満を感じるんだろう？？？
小姑が来ても一緒に過ごさないのに何故？不満ばかり口にするんだろう？

私には小姑がいない。
主人には弟しかいないから小姑への苦労はわからないけれど・・・
私が、義弟夫婦は　よく気がつくし
主人の親と同居する私への感謝や労いの言葉や態度をしめしてくれるという話をすると
彼女は、「SORAさんは恵まれてるね」と言う。
確かに恵まれているのかもしれないが、
私にだって色んな苦労もある。
結婚したばかりの頃には
主人の祖父母、両親、弟と大家族。
義父が大病を患った頃には大変だったし、
義祖母の病院通いの付き添いや痴ほう症との長い付き合いや寝たきりの世話など
険しい人生の山道を歩き続けた。

彼女の不満話は続いた・・・。

職場でも彼女は仕事への不満や同じチームで仕事をする仲間の愚痴を
毎日のように口にする。
そして、毎日　彼女はため息をつく。

彼女を見ていて思う。
発想の転換をすればいいのに・・・。

何でも考え方ひとつ
自分の気持ちひとつで
自分のしあわせ度は変わる。

”しあわせ”て人から与えられるものじゃない。

相田みつを　さんの有名な言葉で
『しあわせはいつも　じぶんのこころがきめる』
といのがあるけれど、
どんなに幸せそうに見えても、
本人が幸せだと思っていなければ、その人は幸せではないのだし
自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれないのだ。

結局は、自分自身の中にそれを左右するカギがある。

こんな事を言ってる私自身だって、
時には、自分はついてないとか不幸だとか思う時もある。
人の悪口を口にすることもある。
でもね、そう思う自分自身を否定するわけじゃない。
彼女の事も決して否定するわけではない。

彼女と話をしていて思った。
自分に降り注ぐ嫌な出来事を不満に思うことがあったとしても
当たり前の日常の中のささやかな出来事に感動したり
喜んだり幸せを感じられる自分でいよう。
いっぱい幸せを感じ気付く”こころ”をもっと養っていきたいなぁと。

昨年、職場では色んな人間模様が繰り広げられ
色んな方の考え方についてあれこれ考えた。

いつも笑顔で明るくて楽しい話題の多い人
そんな人を見ていると　その人のまわりには笑顔があふれている。
誰もが　そんな人と一緒にいたいと思う。
いつか自分もそんな人になれるように・・。



人の悪口は出来るだけ言わない。

笑顔の似合う人でいよう。




これが私の今年の”目標・抱負　”