先日完成したジープのシートの続きです。
これから取り掛かるジープの天井、ドア左右、荷台左右の5点のレストアを何回かに
分けて紹介します。
特にやぶれている訳ではないのですが、透明感が劣化した塩ビ窓を交換して
表皮を新しいもので2重にしてレストアします。
バラバラにすると元の形がわからなくなるので写真だけでは不十分な箇所はメモを
貼って写真を撮っておきます。
難題はフロントドアのフレームとドアノブ(上の写真の上部)を取り外す所から始まりました。
このドアノブを外さないとドアフレームから幌を取り外すことが出来ません。
このドアノブは鉄棒フレームに幌を巻きブラケットで挟み、カシメ溶接してあります。
こればかりは復旧のメドも考えず、エアのレシプロソーで切り落としました。
どうやって復旧させるか・・・・これが決まらないと先に進まないので
しばらく悩みました
簡単に丸ピンを溶接しようか・・・でも中外の作動、角度に不安がある。
10㍉のネジを切ってスペーサーと袋ナットで細工しようか・・・
でも、一番の不安は、ノブが空転しないよう完全でなくてはいけないので
当たり前ですが、元の方式が一番と言うことで切り落としたものと同じ
ピンを削りだすことにしました。
こんな感じです。フレームに幌をかぶせて部分的に縫い止めをしてこの部品を
最後に取り付けることになります。うまくいくか・・・いまからドキドキです
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