洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

ダイニングチェアー

2016年09月15日 | ものづくり

ここで、載せることのできないことも色々あった夏も過ぎ・・・やっと涼しくなってきました

先日、「平凡なことを、そこまでするか!」って言われて人間として一流・・・

って話を聞きました。

解釈が異なっているかもしれませんが、筋金入りの向上心が無ければ、凡事徹底できない

かと思います。

 

と言うことで、滞っていたブログを更新することにします。

今回は、古いダイニングチェアー5脚の張り替えです。

現在も夫婦で使っているので、まず先に3脚が入ってきました。

5脚揃っているから、同じものを、同じように作れば良いかと思われがちですが

骨組みと、座面、背当てと、木ネジでの組み立てが微妙に異なっていることが多々あります。

また、古い合板が劣化していますので、分解する時に、ナンバーを入れて置き

組み立てる時に、木ネジがキッチリ合うよう組み合わせがわかるようにしておきます。

今回は、精度が必要な縫製箇所が無いので、型とり、裁断は適当に、チャチャっと、

裁ちハサミでなく、電動ハサミでスピード重視で進めます。

背当ての背面部分、芯はボール紙でした。 そのまま、上からボンドで接着しました。

コツは、ボンドを塗って時間をあけて、表面が乾き、指で触って、ネチャネチャしてきてから

貼り作業を進めます。 指で押さえるのでなく、必ずローラーを使いましょう!

そして、弓状に成型された背当てに、新しい表皮をタッカー張したものに、背面パネルを

釘打ちしていきます。

元の釘打ちは15本でしたが、今回は、目立つところで、ちょっと遊んでみようかと思い

43本を打ち込むことにしました。

バランスが大切なので型紙を制作し釘位置をマーキングします。

釘数も多いので、エアハンマー使います。

ただ、用意したタイコ鋲とハンマーのヘッドが合わず、マイクログラインダーで形状を

合わせ削ったのですが・・・・もう少しなのか?  鋲がちょっとなのか・・・

鋲の傘が抜けるのが、数個発生しました。

座面の方は、今回は裏の目隠し張が無いので、いつもより多めにタッカーを打ってあります。

分解する時は、電動ドライバーで、行いましたが、組み立てる時は、ネジがなめないよう

手ドライバーで、慎重に締め上げ、とりあえず3脚が完了しました。

今週末には残り分が終われればと思っています。

 

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