いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

宮柊二の歌~その5~温泉にて

2018-12-06 19:58:43 | 短歌


宮柊二の歌。
戦後、たいへんな世の中であったが、
宮柊二は、
ときに
休み、
ときに
歌誌「コスモス」

作品を
発表しつつ、
ゆうゆうと過ごした。

温泉に行った時の
3首。

‥‥‥

湯口より溢れ出でつつ秋の灯に太束の湯のかがやきておつ

青木毬つきたる山の栗の木にみじかく啼きて秋の蝉去る

水寒くあさあさひびく山の湯に起き伏して肌緊りきにけり

最新の画像もっと見る

コメントを投稿