(問)
私はもう30歳になる男ですが、
まだ独身。
今は恋人もいません。容姿は人並みなのに、
どうしてもモテません。
それはマジメすぎるのと
自意識過剰で、プライドが高いためかもしれません。
しかし、まわりを見ると、女の子と見ればオセジたらたらで
寄っていくような男が多く、
そういう男の方がモテるものです。
ハッとするような可愛い女の子が、
実に下らないチンピラ男に
寄り添っているのを見るのはよくあることです。
女の子というものは男を見る目がなく、
男はいい女をつかまえるためには、
プライドをかなぐり捨ててセマらなければならないのでしょうか。
(答え)
その通り。1に押し、2に押し、3に押し。
容貌などは最後である。
この鉄則は洋の東西を問わない。
男と女の在り方は、普遍なんだナ。
だから、たとえばアマゾン流域でも、
女にモテる男は1、マメ、2、クロ、3、アンタといって
あのようなトコロでも、マメに押して、押して、押しまくることが絶対なんだ。
ちなみに、クロ顔の皮膚の色のこと、よく日焼けしていること。
アンタというのは獏のことで、
この獣が巨大なモノ持ちであるところから男の持ち物の立派さを言う。(注 あり)
……
(注)
この話を読んで、眉をひそめた方があったら、
お許し頂きたい。
開高健は、主として昭和に活躍した人である。
今は、
こんなことしたら、
ストーカーで訴えられる。
まずは、
仕事なり趣味なり芸術なりで、
道を極めようとがんばること。
その過程で、
あなたの願いは叶えられるだろう。
道を極めることが第一。