いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

与謝野晶子の世界④~コピーライター~

2019-04-16 14:59:09 | 短歌



与謝野晶子は、コピーライターの先駆者である。
1918(大正7年)に、高島屋がデパート業界に進出すると、
商品の宣伝コピーを与謝野晶子に依頼した。

与謝野晶子は、1912(明治45年)に渡欧し、
約5か月、パリに滞在した。
その間、世界最初のデパートである
「ボン・マルシェ」などを訪れている。

その経験から、
消費は新しい文化、という考え方を生み出したのである。

高島屋に依頼されて作った短歌は、
次のようなものである。

……

円き紋飽かず重ねてなまめかし銀紅色とイスパニア紅

なつかしき敷石の道正午なり秋も琥珀茶帯も琥珀茶

……

また、カルピスのキャッチコピーも短歌にしている。

……

カルピスは奇しき力を人に置く新しき世の健康のため



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