いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

よく勉強し、よく働けばいい暮らしができるか?

2019-05-29 17:12:22 | 人生


わたしは、団塊の世代に属する。
戦後の貧しい時代の所産である。
日本は、貧しかった。
戦中派の、「野の草まで食べた」
という貧しさに比べれば、充分豊かであったはずだが、
日本人は、総じて貧しかったのである。
おやつが欲しい、というと、
「砂糖水を飲みなさい」と言われるのはまだしも、
「水を飲んでおきなさい」といわれることもあった。
再度断るが、うちだけが貧しかったのではない。
ほとんどの人が、そういう生活をしていたのである。
ただ、
「一生懸命働き、世に尽くせば、ちゃんとした地位も富も与えられる」
という、信仰のごときものはあった。
実際、友人たちは猛勉強し、猛烈に働き、
東南アジア諸国の人々から
「エコノミックアニマル」と蔑称されても、
よく頑張って、日本の富を築き上げた。
(わたしは、怠慢な男なので、取り残されたが(笑))
今の時代、若者たちは、団塊の世代とは違って、
将来、豊かな生活を保障される、という夢を持ちにくいようだ。
あなたたちが悪いのではないが、
日本は、老人が極めて多く、競争の激しい国になってしまった。

それでも明日は来る。

がんばれ、今の子どもたち。








































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