小学生の頃、
遊び惚けて、
本も読まず、スポーツもせず。
思いついて、
中学受験を
することになった。
ちっとも特別な勉強はしていない。
受験者は、
校長の面接を
受けることになった。
校長「どうして受験するの?」
わたし「自分の力をためしてみたいんです」
校長「毎日、どのくらい勉強するの?」
わたし「ほとんどしていません」
校長「勉強せずに受験するのは好きじゃないよ」
とんでもない。
自分の一生を
校長の
「好き嫌い」
で
判断されたくない。
そう思ったが、
黙っていた。
とんでもないことである。
教師自身の
個人的な
「好き嫌い」
を
押し付けるとは。
私的な感情と
教育愛を
混同している。
今のわたしなら、
そのように、
はっきり言う。
教育愛とは程遠い
感情論である。
今なら
こういう人は、
校長にまで
昇り詰めることはない。
そういう時代だったのだろう。
勿論、
わたしは、
試験に落ち、
公立中学に進んだ。
そのほうが良かった、
と、
今は
思う。
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