続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

新鮮醤油と副腎の話など。

2013-12-05 21:26:04 | 日々のこと。

夫婦ともに40代の仲間入りを果たしたのを機に、味噌と醤油を減塩のものに変えてみた。
以前より、ごま油・マヨネーズなどをコレステロール0やカロリーオフのものに変えたり、
デブ食をたっぷり堪能してしまった翌日はこっそり白米にマンナンヒカリを混ぜて
カロリーを下げたりはしていたのだが、もうちょっと本腰入れてやろうかなというところである。

適当・へっぽこ主婦でブイブイ言わせている私だけれど、
「年齢的にも、そろそろ健康のことを考えてメシを作らねばいかんなー」
なんて殊勝にも思ったりもするのだ。

もともと「調味料さえちゃんとしていれば、食材がヘボでも何とか回せる」と思っているタイプなので、
調味料の類はそこそこいいものを買うようにしている。
夫婦二人なら味噌・醤油・塩なんかの消費量はたかがしれているので、
ちんまりしたサイズのお高め商品くらいがちょうどいいという事情もある。

さて、そんな我が家で今ひそかに熱いのが「新鮮系の醤油」である。
出てからだいぶ経っているので『何を今更』な感があるけれど、これまでどうも購買意欲が湧かず
試さないままきてしまったのである。

というのも、切り込み隊長とも言うべき「鮮度の一滴」のパッケージを初めて見たとき、まず思ったのは
「うわー、使いづらそう!」
だったからなのだ。

         革新的なパッケージで話題となった「鮮度の一滴」。

あの形状だと、炒め物やチャーハン作成時など「仕上げに鍋肌に醤油をシュッとひと回し」したい場面で
もたついてしまうんじゃないか、またレードルで醤油を計って入れたい場面で持ちづらいんじゃないか
。。。と思ってどうも買う気になれなかったのである。
だからといって詰め替えたら全く意味が無いし、調理中におけるフットワークが悪くなるんじゃ
いくら美味しくても普段使いには向かないなと。
刺身とか焼き魚とか「醤油そのものの味が際立つ」料理専門で使うならいいかもしれないけど、
そのためだけに買うには、夫婦ふたりの我が家ではちょっと量が多すぎた。

そんなこんなで新鮮系醤油の波に乗り切れずにいる間に、キッコーマンより「いつでも新鮮シリーズ」
が発売を開始。

         これぞ求めていた形!な「いつでも新鮮」シリーズ。

こちらは使いやすそうなボトルタイプで、私が求めていたものと合致する商品だったが、
いったん興味を失った私はスルーしてしまい、つい最近までその存在を意識することはほぼ無かった。

そんなある日、たまたまスーパーでその「いつでも新鮮シリーズ」が特売になっているのを見かけ、
「お、珍しいものが特売に。。。安くなってるならお試しで買ってみるか」と使ってみたところ、

何これ、めちゃめちゃ美味いんですけど!ムッハー!!

遅まきながら大興奮!と相成ったわけである。
いや、本当に美味しいよこれ。
せっかくいいものを買っていても、やはり使いきるまでに品質は変わっているのだなあ。。。
としみじみ実感してしまう。
塩分ひかえめタイプを使っているが、風味が際立っているので物足りない感はまったくない。
容器の使い勝手がいいので普段の料理にもガンガン使用。
醤油さしも必要がなくなり、しまい込んでしまった。
もう普通の1リットルボトルには戻れないかもしれん。新技術ってすごい。
しかも値段もお手頃だし、日本って素晴らしい。素晴らしすぎる。
鮮度の一滴も間違いなく美味しいんだろうと思うんだけど、やっぱり毎日メシを作る身としては
どうしても使い勝手を優先となってしまうのだ。残念だけど。

などなど「遅れてきた新鮮醤油フィーバー」に盛り上がりつつ、まったり減塩生活をスタートした我が家
。。。だったのだが、何とやり始めた私が「塩分欲しい!」症状が出て困惑中。
もともと薄味好みで、レトルトやお惣菜はしょっぱくて苦手、冷奴はいい豆腐を醤油・薬味ナシで
食うようなタイプなのに、最近なんだか物足りなくて塩気を求める自分がいるのである。
旦那は何を作っても問題なく食べており、特に醤油をかけたり味を足したりしなくても平気なのに、
何でまた私がこんなことに。

ちょっと心配になり調べてみたら、「副腎疲労」なんて恐ろしい内容が。
詳しく見てみたら、症状が見事にドンピシャ。
ついでに自己診断テストをやってみたら、受診を勧められてしまった。
どうも長期的なストレスが続くことで起こるらしい。
最近ストレス過多だったからなあ。。。

治すには、生活改善とストレスを溜めないことが大事だそうな。
具体的には、
・カフェイン、砂糖をカット
・塩分は摂取し、カリウムは控える
・マグネシウム、ビタミンC、ビタミンB5の摂取
とのこと。

甘いもの&コーヒーの至福タイムを我慢しなければならないのか~。
これだけで早くも心が折れそうだ。
でも、塩気が欲しいときは摂っていいのか。何か意外。
一番の原因と思しき強いストレスはこれから軽減していくと思うけど、ちょっと不調を治すために
実践してみた方がいいのかも。

年々無理もきかなくなってくるので、少し真剣に自分の、そして家族の健康について考えていかねば!
と決意を新たにする今夜であった。



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