続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

いつの間にやら師走目前。

2013-11-26 08:10:32 | 日々のこと。

いよいよ寒くなってきたので生協で買った半纏を着込んでいたら、旦那に「ドテラマン」と呼ばれた。
懐かしい、懐かしすぎるよドテラマン。
ヤングは絶対わからないし、私だって旦那から聞かなかったら恐らく一生思い出すことはなかったに
違いないよドテラマン。
そして、気になって調べてみたら、本当に私の着用しているのは「半纏」ではなく「どてら」だった。
※商品名は「半纏」だったのだが。
脇のマチ・胸ひもの有無など一応ちがいがあるらしい。いつものことだが、旦那の無駄な雑学恐るべし。
そんな最近の我が家。
                       参考資料:ドテラマン

寒いのはリアルファーを着込んだこやつらも同じと見えて、

             

こんな感じに団子になったり、バラバラに布団に顔を埋めたりして爆睡の毎日。どこが顔だか何だかよくわからない。

旦那のミイラみたいな包帯が取れたのを喜んだり、私事で取り込んでたりしている間に、
気が付けば11月も終わりじゃないですか。
毎年「11月は存在感が薄い」と思っているが、今年は格別そう思ってしまう。
何というか、矢のように早かったよ今月。
結局バイトすら見つけてないよヨメ。

実は前々から興味があった「お菓子工場のバイト」をしようと目論んでいたのだが、
その職には就けない致命的な事実が判明し、泣く泣く断念したのだった。
致命的な事実。それは、
結婚後に育ちすぎて結婚指輪が抜けないことである。
どんなに頑張ってもダメだった。
それに、たとえ頑張って外せたとして、今度は填められなくなる恐れがorz
外せないのも困るが、装着できない方がもっと困る。           
というわけで、仕方なくあきらめることにしたのである。
やっぱりおとなしく事務仕事でもしてろってことか。とほほ。


それはさておき。
夏にひどく体調を崩し、母が倒れ、更に旦那までひどいケガ。。。と良くないことが続いた最近だったが、
何とか大事に至らずに済んだこと、そして色々なことが思わぬ方向で納まるべきところへ納まった感があり、
結果的には良かった(もちろん、病気もケガもまったく良くないが別の意味で)のではないか?
と思えるようになったこの頃である。
「人間万事塞翁が馬」を地でいくような感じというか。

そして、色々なことの締めくくりのようにして、母宅の近所で飼われていた長寿猫・モモちゃんが他界した。
かつて、母が飼っていたインコが逃げた際に連れ戻してくれたお婆ちゃん猫である。
歯は抜けて最近はボケてしまっていたけれどそれも可愛くて、最後まで健康で安らかに旅立った。
しかも、猫エイズ・白血病のキャリアと暮らしても、感染なしで生涯を終えた稀有な例であり、
同じ状況で猫と暮らしている我が家に希望を与える存在でもあった。
20年近くも生きた長生き猫だった。
私が実家にいる頃からの馴染みであり、みんなの癒しだった。
「猫は人の色々な苦労を抱えていく」と言われるが、ももちゃんが長年の付き合いである母の病と
ついでに私のあれこれを抱えていったようで、何ともいえず切ない気持ちになる。
若い頃は猫ながら鉄火肌で、そういう姉御肌な雰囲気のあるメスにゃんこだったのだ。

お棺には、私が以前に差し入れたペースト状の猫缶も入れられたとのことだ。
とても喜んで食べてくれていたようなので、あっちに行ってもたんと味わって欲しい。
どうかモモちゃんが安らかに眠れますように。
そして、我が家のにゃん達もあやかって長生きできたらいいなと思う。

そんなこんなで、今年も何かと落ち着かない感じに師走へ突入しそうな我が家だ。
平和な気持ちで大晦日を迎えられるよう、気を引き締めて日々を過ごしたい。これ以上の何かはごめんだYO!


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