ある日、実家へ行った帰り道を旦那と二人で歩いていると
暗くなった歩道に白く浮かび上がるものが。
ちょうど進行方向の路上にあったそれに近づくと、
なんとそれは
三本一束になった長ネギ
であった。
その刹那、
私の脳裏には以前、自身が経験した不可解な出来事が浮かび、
「おお自分だけではなかったのだ」と妙な安心と
「こんなマヌケな事をしてしまう人が、自分以外にもいるとは」
というある意味失礼な驚きを同時に感じた事であった。
落とされたネギは、その晩の夕飯に使われるハズであったのだろうか。
落ちている姿は何となく寂しそうで切ない様子であった。
もしかしたら落とし主が探しに来るかもしれないと思い
そのままにして立ち去ったが、
あのネギ達は無事に購入した人と再会出来たであろうか。
何にせよ、長ネギのようにビニール袋に入れるには少々長過ぎて安定しないような
品物を買った時には、ちゃんと同行しているかを常に確認しなければならない、
と改めて肝に銘じた一件であった。
落とした人、気づいた時ショックだっただろうな。激しく共感。
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