続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

ヨガ中の手のフォームについて。

2010-08-08 16:43:30 | 日々のこと。
                     





職場の同僚にWiiユーザがおり、発売前から「Wii fitが欲しい!」と決意表明をしていた。
聞くと、どうやらヨガを始めたいようだった。




                     
  

            

売り出す旨のニュースを知った時は、

正直なところ「あんなモノ誰が買うんだ」と首を傾げていたのだが、
発売直後に近所のゲーム屋やネットなどで品切れが出ていてかなり驚いた。
やはりあのハードは普通のゲーマーとは購入層が違うらしい。。。と改めて思った次第であった。
お年寄りから子供まで幅広くカバーする「家族みんなで」がコンセプトでは、

私のような偏った嗜好のゲーム好きに良さがわからなくて当然かもしれない。

 

           
 
   ←私が愛する、およそ「健全・健康的」とはほど遠いゲームの一例。

さて、前述の同僚が希望叶って
「Wii fitを手に入れてヨガを始めた」
と言うので、

私もちゃっかりお裾分けにあずかろうと簡単なポーズをいくつか教えてもらう事にした。

本来は専用ボードの上で重心の傾きなどをチェックされながら行なうものではあるのだが、
そこまで厳密でなくても良かろう。。。と教えて貰ったポーズを昼休みに向かい合ってやった。
同僚はご丁寧に、ゲーム内のナビゲーション女性のモノマネをしながら指導してくれ、

何となく気分だけ健康になった気がしたものだが、私がどうしても気になる点がひとつあった。

「ねえ、手はどうしてもその形でなくちゃいけないの?」

同僚が言うには「手本がその形だから」という事だったが、

その必要性がイマイチ、いや全くわからない。
その形と言うのは、口で説明するのはまどろっこしいので写真で示そうと思う。


                    カンチョウ???
  
そう、
誰しも小学生くらいの頃に一度は目にした事があるであろう、あの形である。
この手の組み方で腰を落として両手を天高く上へ突き出したりしていると、

絶対にアレを連想してしまうのだ。

そう、 「カンチョウ」である。

その行為については、やはり同僚である所の別の人物より幾分切ない話を聞いた事がある。

それは
「体育の先生(男性)に向かってその行為をしかけた男子生徒が突き指した」

という涙を禁じえないエピソードだ。

それを聞いた時、周囲にいた人間は「また~」などと言いすぐには信じなかった。
そんな事があるだろうか。
いくら体育の先生で鍛えられた体だとは言え、
生徒の指を怪我させる程の固いケツの持ち主だなんてあり得るのだろうか。

疑問を抱いて帰宅した私は、

男の意見を聞こうと帰るなり旦那にその話をして意見を求めた。
旦那は「非常に嘆かわしい」と感じた人の見本のような様子をしながら、沈痛な面持ちで
「ピッチリとした下着をつけていれば、可能性はあると思う」
と自身の見解を述べた。

それでも半信半疑であった私だが、その行為について調べてみたところ
かなり詳しいと思われるサイト「カンチョウの大学」
にて


「カンチョーの狙いを外すと指を骨折します。」

とあり、実例も載っていたのでやっと

「そういう事もあるのだ」と信用するに到ったのであった。
何事にも、きちんとした基礎は必要なのだ。
ふざけたり軽い気持ちでシロウトが実践する風潮がある事に対し、
一抹の不安を覚えた私であった。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿