私のだらしな日記

「更科日記」ならぬ、私の〝だらしな〟日記。(^^;)
日々のどーでもいい事を、だらだらと綴っていきます。

現代の姥捨て山

2010年08月05日 | 日々つつがなし
全国で100歳以上のお年寄りが、
行方不明になっているという。

家族もその行方を知らず、
でも手当てだけはもらっているという・・・。


(う~ん・・・犯罪のにおいがする)

とか思っちゃいますが、
なんだか現代の姥捨て山だなあ~と思ってしまいました。


100歳以上のお年寄りが、
しかも自分の身内が、
今どこで、何をしているかも
知らないなんて・・・

ちょっと ? です。

そんなにご高齢なら、
いつ亡くなってもおかしくないのだから、
やはり気をつけて、まめに連絡をするのが、
フツーのような気がしますが、

「○○に任せてある」
「△△が連れて行った」

で済まされるのでしょうか?


なんだかずいぶんドライだなあ~。
あんまり身内のことが気にならないんだなあ~
と思います。


これと、同時期に発生した、
子供二人がなくなったネグレクト事件。

これも、児童相談所の職員が
訪問したにもかかわらず、
助けることができなくて・・・

というケースはこれまでもよくありましたよね。


ここは一つ、「これはヤバイ!」と思うケースは、
福祉の職員が警察とともに、立ち入り検査ができるように
制度を見直すべきではないでしょうか。

でないと、簡単に人の命は見過ごされてしまう気がします。


昔話の姥捨て山では、「捨てろ」と殿様に命令されて、
やっぱり捨てられなくて、母親を床下にかくまうお話ですが、

現代の姥捨て山では、「お元気ですか?」とたずねても、
「元気です」と家族がいうだけで、実体はともなわないという・・・

なんとも奇妙なお話です。



☆それでは今日もよい一日でありますように。


おはなし屋パモンの短編集 1












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする