台所に立っていると、
ふと、父の声で、
お前は間違っていなかった
と言われました。
我が家の仏壇は台所にあるので、
私は振り向いて、父の遺影を見て、
でしょう？そうだったでしょう？
と言いました。
それは私が、弟夫婦の事を、父に進言した事を指しているのだと思いました。
父も亡くなってから、ようやく私が言っていた事が、正しかったと分かったようです。
けれど、だからと言ってなんともなりません。
時は過ぎてゆくだけです。
時々怒りは沸き起こってきますが、それを相変わらず手放しています。
正直なところ、今では思い出す事すらありません。
ふと、ああそんな人たちもいたなあというくらいで。
嫁はともかく、弟の事も全く思い出しません。
私は特に弟が嫌いです。
私に弟がいたっけ？とこの間思ってしまいました。思い浮かびもしませんでした。
それはそれでショックでしたが。
もう、完全に縁が切れたのだと思います。
いつも、彼らのことを祈るときには、
彼らが下に落ちるイメージしか湧きません。
天に手放しても落ちてゆくのです。
それはもうどうすることも出来ません。
きっと彼らに返ってくるものは負債しかないのでしょう
因果は巡る
ですね。
もう、恨み言もないけれど、
幸せになって欲しいとも思うけれど、
無理だろうな〜。
自分で自分の首を絞めた、
彼らはどうなってしまうのか。
まあ、もう私には関係のない事ですがね。
存在自体が薄くなってしまいました。
☆それでは今日も良い一日を。
