朝、とても急いで車を走らせていたのに、
道路にカラスがたむろっていて、
なかなかどかなかった。
カアカアと鳴いていて、
なんか不吉・・・と思ってしまった。
一羽のカラスは最後までどかずに、
あやうく轢くところだった。
カラス・・・と言えば、
神様のお使いだし、何かのお知らせだと思ったけれど、
最初に思い浮かんだのは、弟の嫁さんの事だった。
以前、彼女に追い出されるような形で島を離れる時に、
病院にいる父にお別れを言おうと駐車場に停めたところ、
やはりカラスがいて、カアーカアーと騒いでいた。
その時、会いたくもない、嫁さんを見てしまい、
慌ててまた車に戻ってくると、
「もっとメッセージに気づけ」と言われたのだ。
結局、カラスが危ないよ、と知らせてくれていたのに、
気づかず、病室に行ったことが悪かったのだ。
その時の事を思い出した。
何か、彼女に遭ったのだと感じた。
その前日に、隣のおばさんから、お盆の時に、
弟家族に逢ったという話を聞き、
弟と嫁さんも元気で、嫁の連れ子の長男も、
自ら挨拶をしていたから、今年は元気だなあと思ったのだそう。
そんな話を聞いていたので、
私が、時々下りてくる声とは真逆の状況だったので、
私の直観って、全く当たらんやん!と思ってしまったのだ。
彼らの不幸を願っている訳ではないけれど、
忘れた頃に必ずやってくる、彼らの状況、
それもあまりよろしくない事たちが、全然外れているので、
な~んだ、私の直観も大したことないなあ~と思ってしまったのだ。
けれど、その時、叔母は、去年は長男は元気がなかったし、
去年も今年も妻と子供の姿が見えないから、離婚したのではないか?と
思ったというのだ。
去年、離婚して、今年はもう吹っ切れて・・・となると、
なんだか辻褄の合う話だなあ。
だが、嫁がいる手前、そんな話は出来ないので、弟に聞かなかったと言っていた。
そんな話を昨夜、聞いていたので、
朝の出勤前のカラスが、妙に印象に残っていた。
しかも、その日は、父の命日の日で・・・
あ~・・・、始まるかも・・・とちらッと思ってしまった。
まあね、弟夫婦に限らず、人間にはどうしても、浮き沈みというものが
ありますから、今、調子がいいからと言って、それが永遠に続くというのは、
考えにくいものです。
弟の事は、以前よりも恨んではいないし、憎んでもいませんが、
ただ、まだ彼に負けたという悔しさは残っているのかな・・・?と
思い、叔母から話を聞いたあとに、お風呂で、浄化していたのですが・・・。
まあ、彼らには幸せになって欲しいと思います。
そんな事を思っていた数日、ふと、
「あれ?私と弟って、そんなに仲良くなかったかも?」と思ってしまいました。
というのは、子供の頃の時は、仲が良くて、一緒によく遊んだと思っていましたが、
本当の所は、そんなに仲が良くなかったのかも?と。
お嫁さんが来て、仲が悪くなったと思っていましたが、
もともと仲が良くなかったから、今、さらにこんなになっているのかも・・・と思いました。
結局、子供時代の頃から今までの事が、集大成で、こうなっているのですものね。
そうだったんだ・・・と改めて感じてしまいました。
弟は弟なりに私に対して、強いコンプレックスを抱きながら、
生きてきたのだろうと思います。
それが今は、私を凌駕出来たのだから、満足でしょう。
どうぞ幸せになって欲しいと思います。
どうぞお幸せに。
私は遠くで見守っています。
☆それでは今日もよい一日を。
感謝します。
すべては上手くいっています。