parismaris's days*

初霜(庭だより*2022.初冬)

暖地にあるわが家の庭にも、ついに『冬』がやってきました。



3年ぶりに植木屋さんに入っていただいてすっきりした庭のなかで、今秋も彩りよく色づき、長く私たちの目を楽しませてくれた、イロハモミジ。




それらが今や、こんな姿に。

ハダカになった木々を見上げて、「とうとうこの庭も冬の景色になったなぁ…」と、しみじみ思っていたら。




昨朝は、この冬はじめての霜柱が立ちました。




名残の落ち葉を掃いていて、靴先が土の部分に触れたとたんに「サクッ」という音がしたのでしゃがんで見たら、こんな小さな氷の柱がたくさん。

花壇に植えたミニハボタンの中心部に溜まった前日の雨も、丸い氷の粒になっていました。




背の高い木々の葉が落ちて、明るくなったその足元では、早咲きのクリスマスローズ『ニゲル』が咲き始めました。




たわわな実が紅く色づいたマンリョウ(万両)は、植えたものではなくて、『小鳥の落としもの』から発芽して根付いたもの。

今年はひときわたくさんの実が生り、着々と熟しています。

お正月の飾りに使うつもりで、真っ赤になるそのときを楽しみにしているので、野鳥たちに食べられてしまわないかとヒヤヒヤしながら見守っています(笑)




満開になったカンツバキ(寒椿)の傍らには、名残のモミジ。

毎朝の落ち葉掃除も、そろそろおしまいです。



WABARA『風月』

バラたちもまだ咲き続けてはいますが、蕾がなかなかほどけなくなってきました。

こちらもいよいよ終わりです。



バラ『ムーンスプライト』

気温の低下で、本来のかたちには咲けなくなってきましたが、それでも懸命に花を開こうとする姿には胸を打たれます。

(来年のためにも、もう蕾は咲かせずに落としてしまわなきゃいけないんだけど…この頑張る姿が愛おしくて、なかなか切れずにいます)




落葉が終わったので、餌台にみかんを置いてみたら、さっそくメジロがやってきて、一心不乱にお食事。

彼らのこの姿が、私たちの冬の楽しみであり、癒しです*


春の球根や、冬の小花の植え付けもすべて終えて、ようやくのんびりと庭を愛でる時間を持てるようになりました。

年明け後にはバラの剪定&植え替えという大仕事が待ってはいますが、それまでのしばしのあいだ、広くなった空の下での日向ぼっこを、ゆるゆると楽しんでいようと思います*

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