それは、おやつ用にパウンドケーキを焼いたから*
３か月前からブランデーに漬けておいたレーズンをたっぷり入れて
ちょっぴりおとな仕様に作りました。
私の作るお菓子は、おかあさんが家族のために作るような
素朴でシンプルなものばかりです*
何度食べても決して飽きることのない、毎日の‘おやつ’。
お菓子作りをしているときに必ず思い出すことがあります。
こどものころ、おやつを作る母のそばによくくっついて眺めていました。
バターに砂糖、卵、小麦粉…と材料を手際良く混ぜていくのをじっと見ながら
たまにドライフルーツやナッツをつまみ食いしたりして。。。
でもフルーツ類のつまみ食いがしたくて母のそばにいたわけではありません*
最大の目的は、ボウルに残ったケーキの‘タネ’を舐めること！
母からは「小麦粉も卵も生なんだからやめなさい」と怒られるのですが
毎回母の目を盗むようにして(でも結局見つかって叱られつつ)舐めていました*
今日もそのことを思い出して、こどもに戻ってペロッとひと舐め…
やっぱりおいしい♪
どうやら私の舌は、おとなにはなりきれないようです
