曇天の日が増えるにつれて、庭の木々は新緑から深い緑色へ、花はバラからアジサイへとバトンタッチ。
明るい色であふれ、弾けんばかりだった景色は落ち着き、ひと心地ついたかのように日々しっとりと色を深めてゆくそのさまは、眺めていてとても安らぎます。
ウズアジサイ
日本古来のアジサイです。
15年ほど前に家族から贈られて、以来大切に育てている私の宝もの*
切り花から挿し木で育てたアジサイ。
…なので品種名がわかりません。
でもこれは確か、秋色アジサイだったはず。
これからシックな色に変化していくかしら。
これまた切り花出身のアジサイ。
手入れを怠けていたので、今年は小さな花が少ししか咲きませんでした…(反省)
またまた切り花からの挿し木のアジサイ。
(だってアジサイって挿し木の成功率が高いんだもの! ゆえに必然的に増えていくという…苦笑)
白から淡い青へと変化。
そして時とともに、鄙びた枯れ色へ。
その移り変わる姿がとても好き。
そんなアジサイたちが住まうのは、庭の外れ。
切り花出身のコばかりを並べて、なんちゃってアジサイロードを造っています。
…これらのアジサイの写真を撮っていたとき。
ふと、この花が描かれた食器を持っていたことを思い出しました。
丹波焼 末晴釜の小皿です。
大切にしているこれを使える季節になっていたのに、しまい込んだまますっかり忘れていました。
思い出せてよかった!(笑)