![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b0/6fe518009a0ed5aa600bcec3ab66caff.jpg)
毎年これだけは、どの料理にも先駆けて私がつくります。
(これ以外のおせち料理は、まだまだ修行中にて、一本立ちは叶わず・笑)
今回は鹿児島産の金柑で。
驚くほど皮が薄くて、種を取り出すのに苦心しました。
けれどそのぶん果実と果汁がたっぷりで、できあがりはふっくらとろり*
金柑ならではの苦みもほどよく。
やさしい甘さの箸休めのひと品となりました。
そしてこれが、わが家のおせち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/bc/8934c0d706a6044911fea775c4c34748.jpg)
昔は三段重にぎっしり詰まるほどの品数を作っていましたが(もちろん母が)、ここ15年ほどはこの皿盛りスタイルで定着。
食べたいものを少しだけ。
三が日でおいしくいただける量だけ(←ここ大事!)つくります。
なので、そのときの気分で(笑)毎年わずかに献立が変わります。
今年は菊花蕪をやめて、更にさっぱりとした紅白なますに。
ちなみにお雑煮は、茹で丸餅のすまし汁仕立て。
具として鰤の切り身とかまぼこ、里芋と金時人参、菊菜(=春菊 or 年によっては三つ葉)、かつおぶしが入ります。
ご覧のとおりに具沢山で…
私も実家も雑煮椀を持っていないもので(画像のものは普通サイズのお椀)、箸を入れるのが大変です(苦笑)
毎年「今年こそは雑煮椀を買おうか」って話にはなって、実際に漆器売り場に足を運んだりもするのですけれど。
母の眼鏡に適うものになかなか出逢えず(目だけは肥えているので好みがうるさい!)、今年もまた小さなお椀でもがきながら食べるはめに…
いやもうほんとに買おうよ、雑煮椀 ( ̄▽ ̄;)
元日の朝から、「やっぱり食べにくい~」ってゲラゲラ笑いながら食事するってどうなの。
厳かさのカケラもない、今年も安定の緩さの、わが家族です。