久しぶりの自分服。
バルーンスリーブのブラウスを縫いました*
ローンに近い薄さの生地に、同色の糸での総刺繍と、ゆるいハンドワッシャーが施されたコットンです。
夏になったばかりの頃に、白いブラウスが着たい気分になって、生地を探していたときに出会ったもの。
「白を着たい」と思ったのはいいけれど、タテにもヨコにも躰の大きな私が着こなせそうな『白』がなかなか見つからず、「やっぱりこの図体で膨張色は無理か…」と諦めかけていたら。
いつも入荷を楽しみにしているネット生地店からの先行販売メールが届き、その中にこの総刺繍シリーズがありました。
幾種類もあった刺繍柄の中で、一番に目に飛び込んできたのがこれ。
五角形をベースにした、幾何学模様です。
ひとつの輪の大きさは5センチほどとやや大きめなのですけれど、刺繍の目が詰まっていない上に、輪の内側には刺繍がなくて抜け感があるので、とても軽やか。
生地そのものも薄手なのでほのかな透け感があり、その透け感が刺繍部分にこれまたほのかな陰影をつけていて、膨張色なんだけれど膨張しすぎない、ちょうどよい塩梅。
この『白』ならば大柄な私でも着こなせるかも*と嬉しくなりました。
*うしろ*
総刺繍にありがちなごわつきもなく、とてもしなやかな生地なので、それを生かしてあえてボリュームのあるブラウスに仕立てました。
膨張色でボリューミーなデザインだなんて、我ながら「冒険だなぁ」と思わないでもなかったのですが(笑)
ブラウスそのものが風を含みやすいデザインで、身に着けているあいだずっと服のいずれの部分かが揺れていて見た目にも軽やかで、案じていたほどは膨張して見えず、「ホッ」。
コンパクトな胸回りと、ふんわりしたAラインの身頃。
そして、この風船のように膨らんだ、まぁるい袖。
そのいずれもが、私の体形のややこしい部分を長所に変えて見せてくれる、お気に入りのデザインです。
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雨上がりの庭からの、今朝の収穫。
エレガントにカラフル! ( *´艸`)