parismaris's days*

庭だより * 2019. 初秋

朝晩の冷え込みに、日ごとの秋の深まりを感じる今日この頃です。

わさわさと茂るばかりだった庭の木々たちも、その動きを緩やかに止めつつ、葉を彩り、実を熟す方向へとパワーをシフト。

そしてその足元では、うっかりしていると見逃してしまうくらいにひっそりと、秋の花が咲いています。



ハナミズキ(白花)

今年は花つきがとても悪かったので、実も少なめ。
けれど葉は、夏の日焼けによるダメージが少なくて、こんなに素敵に色づきました*




次に咲く花芽も既にたくさんできていて、来春は真白な景色が復活しそう*




真っ赤に色づいたところもいいけれど、こうして青から順々に染まっていく姿に愛おしさを感じます。




ホトトギス

地味なんだか、派手なんだか…(笑)
見れば見るほどに、凝った花姿。







キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)

その名に恥じることのない、貴婦人の品格。



猛暑酷暑のこの地では、真夏の管理に神経を使うけれど。
秋になって花を見るたびに、世話のしがいを感じて嬉しくなります。







ガマズミ

今年もよく実りました*
うーん、いい色!





今の庭を造って、9年半。
造ったときのコンセプトが『素人でも管理できる雑木の庭』というものだったこともあって、ずっと私と家族とだけで手入れをしてきました。

庭仕事そのものが毎日の生活に組み込まれているので、世話も手入れも少しも苦ではなく。
真夏の水遣りでさえも、毎日のことなので体力的にはそこそこ過酷ではありますが、様々に工夫して楽しんできました。


…が。
そんな世話の甲斐あって、すべての植物たちがすくすくと生長し。
足首の高さだった低木が腰の高さに、腰の高さだった木が2mに。
そして高枝バサミを使えばなんとか手入れできていた高木たちは、二階屋の屋根を越すほどになり。

ついにこの秋、プロの手をお借りすることになりました。


9年という年月のパワーは、目を見張るものがあります。
そりゃもう、恐ろしいくらいに(苦笑)

造園当初の写真と見比べながら、よくぞここまでみんな健やかによく育ったものだと、感心するやら呆れるやらで(笑)

ここで一度、植木屋さんの手でリセットしていただいて、その上で庭全体がまた元気に新しい季節を迎えられるよう、素人ながらもココロと手をかけていきたいなと思います。



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