日を追うごとに深刻さを増す感染症の蔓延と、それによる気ぶっせいな日々とのせいで、早々にお正月気分が抜けた今年。
少々せわしないかなと思いつつも、鏡開き(こちらは1月15日)を前に、お飾りや鏡餅を片付けました。
それにともない、リビングのしつらえも変更。
節分仕様にしました。
色数を絞って、シンプルに。
けれど、お正月から続く初春の気配は残したくて、『赤』を多めに配してみました。
(どうでもいいことなのですけれど、左手にある名の分からぬ枝が、全然枯れない…
昨秋に花屋で求めたものなのに、水の中で根を出した上に新芽まで次々に芽吹いて葉を増やし、未だ健在。
あくまでも切り花として買ったので、こんなに長く付き合うつもりもなかったんだけどな…苦笑)
しつらえの中心には、新年のしつらえから引き続き、唐辛子の民芸品を。
唐辛子って、いかにも魔除けになりそうでしょ?
(知らんけど・笑)
それに何よりも、目にするたびに気持ちが落ち着く手仕事のお品で、この在りようがほんとうに好き。
その下の左右の小枝(クリスマス用アレンジメント上がりのグリーンアイス)が、ヒイラギだったら完璧だったんだけど。
テーマは『節分』なので、主役はこの小鬼。
お気に入りの信楽焼です。
折敷の下には、だるま柄のおりがみを敷き並べて。
赤×白の色合いがきっぱりと鮮やかできれいだし、ドット模様が節分につきものの『豆』のように見えなくもないし、その中に潜むだるまさんもかわいいしで、100円ショップでこれを見つけたときから、こうして敷くことを決めていました。
ここが定位置の棚にも、『赤』をいくつか。
だるまの蓋物(ミニサイズだけどちゃんと『蓋物』)は、折敷下のおりがみとリンクさせてみました。
植物はすべて名残のものばかりなので、これから随時入れ替えていきます。
人間があたふたしているあいだにも、時は刻々ときざまれて、季節は進んでいます。
例年よりも一日早くやってくる『節分』が、穏やかな春を運んできてくれますように*