バラの開花が嬉しくて、そちらにばかりかまけていたら、春の終わりの庭と、初夏に咲いた花々とを記録することを失念していました。
…ということで、今回は、晩春から初夏をまとめての庭だより*
まずは、「春と言えばコレ!」な花から。
今年のチューリップ。
昨秋ちょっとしたトラブルがあって、10数年にわたって球根を予約購入し続けてきた会社との取引を見合わせました。
なので、今年のチューリップはホームセンターで買ったもの。
あまりよい球根に出逢えなくて、数も例年の3分の1ほどなので、ちょっと物足りない。
おまけに…これはわが家側の庭に私が植えたものなのですけれど、色味がきつくて、実家側から苦情が(苦笑)
私自身も、なぜこの激しいピンク色の、それも八重咲きの花を選んだのか分からない…
秋の私は、一体何を思っていたんだろう (≡Д≡;)
ヒメライラックのあるこの場所に、合わなくはないのだけれど…
いかんせん、色味が少々暑苦しい。
こちらは、母が植えた実家側のチューリップ。
シックでやわらかな配色が、雑木の庭に馴染みます。
わが家側の庭を、鳥瞰で。
手前が、乱張りの石敷きの、半円形のテラスなのですが…鉢植え植物たちで埋め尽くされて、もはやテラスの面影なし。
いやはや、みんな元気に育ちすぎ…(`艸´;)
ミニバラ 『プリンセス・オブ・インフィニティ』
最近のミニバラは、花が大きいですね。
香りも豊かで、その名にふさわしい愛らしさ*
バラ 『スイートセレナード』
実家側のアーチ。
母はこんな深みのある色合いが好きなようで、一年を通じて青紫色の花が何かしら咲いています。
雑木の庭を彩る、白と黄色の一重のモッコウバラ。
ヘビイチゴ(蛇苺)
そう、まぎれもない雑草なのですけれど。
一度育ててみたかったので、里山のすみっこからちょいと掘り出してきました。
下町住まいだったこどもの頃は、身近に田畑や古い寺社がたくさんあって、そこに生えるこういう野の草花が遊び道具でした。
あぁ、懐かしい*
ミヤコワスレ(都忘れ)
亡き祖父が自分の庭から分けてくれたもの。
今年もたくさん咲きました*
ヒメシャガ(姫射干)
小さな花(直径3センチほど)なのに、この凛々しさ。
薄紫×橙色って、こんなにもおしゃれな色合わせなんですね。
ティアレラ 『シュガーアンドスパイス』
雑木の木陰が多いわが家の庭にぴったりだろうと、ずっと欲しかった植物なのに、なかなか手に入らなくて。
この春ようやくご縁を得て、種類違いの4株を植えました。
いずれもすくすくと育ち、火花のようなこんなかわいい花を、次々と咲かせています。
エゴノキ
昨年大量に咲いた反動か、今年は花数が少なめ。
大好きな花なので、もっと見たかったな。
ニゲラ 『アフリカンブライド』
こんなにもシックなニゲラがあるのかと、ひとめぼれ。
種を採って来夏につなげたいのですが…うまくいくかしら。
(採種&種まきは初心者なので不安…)
クレマチス
20年以上前から実家側にいるので、品種名がわかりません。
花の形から、今主流のクレマチスというより、テッセンに近いものなのかなと思っています。
ガウラ
白花にピンクの縁取りがかわいいでしょう*
間延びすることなく、きれいに咲きました。
クジャクサボテン
物心ついたときから、この植物が傍らにありました。
花のない時期は、薄っぺらい地味なサボテン姿。
それが咲くと、まさに『孔雀』な華やかさ。
なのにこの白い孔雀は、一日でしぼんでしまう一日花。
そんなギャップが魅力的な植物です。
コバノズイナ
切り花の挿し木からとは思えぬほどの成長っぷり。
野趣があるので、雑木ばかりのこの庭によく合います。
そして、ヤマボウシ(山法師)。
今年は咲き年のようで、わが家だけでなく、街のあちらこちらでびっしりと花をつけたこの樹を見ます。
手裏剣のような白い花がにぎやかです*
緊急事態宣言が解除されたその日から、こちらは連日の真夏日です。
暑い!!!
エアコンの試運転もして、扇風機も出さなきゃ…
そしてまた、地獄の水遣りの日々がやってくる…(꒪⌓꒪)
いよいよ、夏ですね。